あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

2月の大阪城公園梅林

2006年02月21日 | 大阪の町
今にも泣き出しそうな空模様でしたが19日の日曜日に、何年ぶりかで大阪城公園の梅林に行ってきました。(実はポージィさんのブログを見て急に行きたくなったのでした)
夕方から「ゆず」のライブがあるとかで若者で一杯の大阪城ホールの横をすり抜け大阪城青屋門へ。


↑大阪城天守閣(青屋門より)マウスポインタオンで内濠のカモたち
青屋門をくぐると、正面に見える内濠でカモたちが気持ちよく泳いでいました。神崎川にいないキンクロハジロや目の赤いホシハジロの雄がいたので思わず見入ってしまう。
おっとカモを見に来たのではないと、カモと別れて梅林の方へ。


↑早咲きの梅がちらほらの梅林
ああ、やっぱり早かったなぁと少し後悔の念が・・・。

↑早咲きの「寒紅」とマウスポインタオンで「八重唐梅」
寂しい梅林の中で、早咲きの寒紅はそこここで見てくれと言わんばかりに咲き誇っていました。裏の八重唐梅はちらほら。

↑マウスポインタオンでスライドが始まります。
ポージィさんに緋梅系の紅梅性と教えていただいた「紅千鳥」は、蕾が膨らみ始めたばかりでしたが、新枝は青く、確かに紅梅性だと確認できました。
緋梅系の詳細はポージィさんの「紅と白」をご覧ください。ポージィさん、勝手にリンクを貼りました。ごめんなさい。
まだ蕾の固い夫婦梅枝垂れは、蕾が対になっています。これが名前の由来でしょうか。
通りすがりの梅に詳しそうな方に、梅見は三度と教えていただきました。
まず、この時期の早咲きを楽しみ、次ぎは中咲き、最後に遅咲きの梅を見て初めて梅を愛でたことになると。
なるほど、梅の時期は結構長いのですね。それにその方がおっしゃるには、この寒さで半月以上も開花が遅れているので、今年の花見は、梅と桃と桜を同時に見ることができるかもしれないから楽しみにしないさいと。
これは良いことを教えていただきました。3月の半ば過ぎにもう一度来なければ。
そうそう、皆さんのブログで見せていただいたロウバイもありました。意外と小さな花だと思ったのですが、いい香りを胸一杯に吸ってきました。もちろん梅の香りも。

(青屋門近くに露天が出ていましたが、以前のようにイカやトウモロコシの焼いた物はなく、焼きそばやたこ焼きが主流でした。お陰で梅の香りは楽しめました)

大阪城公園の梅林は、大阪府立北野高校の卒業生(六稜同窓会)が開校100周年事業として、22品種、880本を大阪市に寄付。1974(S.49)年3月に大阪城内濠の東側に開園。現在約1.7haの広さに92種ほどの梅が1,200本近くあるということです。(大阪城公園ニュースより)


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30 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
春近し (酔歩)
2006-02-21 21:06:52
今年は梅の開花も遅れていると聞いていましたが、やっぱり咲いているものもあるんですね!?

梅の花の匂いって良いですよね?!好きな香りです。

あまもりさんの縄張りもだんだん広がってきたようで嬉しい限りです。

ミナミとキタの境目は本町あたりの中央大通り(地下鉄中央線)でしょうか?

とすると天保山から大阪城は重なり合う地域となるでしょうか?

もっともっと積極的に動いて大阪を紹介しましょうぜ!!
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酔歩さんこんばんは(あまもり) (酔歩さんへ)
2006-02-21 21:51:13
梅の香りはほんまいいです。

早咲きの梅はもう咲いてますよ。酔歩さんがお正月に行った天満宮でももう咲いているかもしれへんね。

キタとミナミの境目は中央大通りかなぁ。

えーっ、天保山と大阪城が重なる!

あーはっはっは、天保山は完璧に酔歩さんのテリトリーです。たまたま私が進出しただけ(笑)

大阪のほんまに面白いところはミナミだと思います。コテコテの大阪(笑)

その内アメ村の紹介も楽しみにしてまーす。よろしくね。
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かなり咲いてますね。 (横浜のおーちゃん)
2006-02-21 22:28:04
この梅林の歴史が案外新しいことを初めて知りました。私が京都に住んでいた頃は無かったことになります。

公園のHPに梅の系統分類が出ていました。

あわせて勉強になりました。

夫婦梅枝垂れが咲くと可愛いでしょうね。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-02-21 22:52:58
まず写真が綺麗なのに圧倒されました。続いて梅の名前の多いことにびっくり。大阪城は何度か行ったことがありますが、青屋門がどこにあるのか知りません。私は、豊国神社への通行札を持っているので、そこまで入ることが出来ます。あの入り口の名前は何と言うのか、知りません。高速道の下近くを走ってへんてこりんな入り口からするりと入ります。キャンパーのカーナビに印を付けてあるのだけれど、その場所を見逃して、大阪城を左回りにグルグル回ってその入り口を探すことがあります。新車を買うと必ずお払いをしてもったものです。梅と桜の両方が見られるか。さて、東京はどうなるのだろう。
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大阪城って、 (ゆめの)
2006-02-21 22:57:47
エレベーターで昇れましたっけ?



梅園があるんですね。暖かいと一気に咲いてしまいますが、寒い年は、ゆっくり咲いてゆっくり楽しめますね。

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うわぁ~い(^^) (ポージィ)
2006-02-21 22:59:55
とっても綺麗です!!

いろんな種類の梅をいながらにして見させていただけて嬉しいです。

花の写真が大きくて特徴がよくわかりますし(^^)ニコニコニコニコ

「夫婦梅枝垂れ」は、仲良く二つずつ蕾が付いていて

微笑ましくなっちゃいますね。咲いたらますます微笑ましい姿になることでしょう。



「梅見は三度」には、なるほどとうなずけました。

同じように早咲きから遅咲きまである桜の花見も三度楽しめそうですね。

それに、ほんと今年は梅も桃も桜も同時に楽しめそうです。

キョロキョロ忙しいことになりそう(^^;)



TBとリンク、ありがとうございました!

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おーちゃんこんばんは(あまもり) (横浜のおーちゃんへ)
2006-02-22 01:02:02
全体を見回すとまだまだなんですが、この早咲きの寒紅がけっこう目立って咲いていました。

私も梅林は古くからあるものだと思っていましたが、できて32年ですか、意外と新しいのにびっくりしました。

夫婦梅枝垂れが仲良く並んで咲く姿も見たいと思います。この花が咲く頃に、桃や桜が咲いているともっと嬉しいですね。
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poloさんこんばんは(あまもり) (poloさんへ)
2006-02-22 01:05:45
うわー poloさんに写真を褒めてもらえて嬉しいです。

まだまだですが、そのお言葉を励みに頑張ります。

青屋門は大阪城の北東にあります。大阪城ホールの裏側です。

豊国神社は大阪城の南側ですから、森ノ宮側ですね。青屋門は豊国神社の反対側になります。

私はpoloさんと違って、まだ一度も豊国神社へは行ったことないのです。

あの豊国神社は元々中之島の中央公会堂の場所にあったことをご存じですか?

以前に紹介しましたあの左右対称のレンガ造りの公会堂です。

公会堂が造られる時に府立図書館横に移り、戦後大阪城に移ったそうです。

この神社もいつか記事にしたいと考えていますのでお楽しみに(いつのことやら)。

東京もひょっとしたら、梅と桜が同時に見ることができるかもしれませんね。寒波がもたらしたお土産?かも。
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ゆめのさんこんばんは(あまもり) (ゆめのさんへ)
2006-02-22 01:09:19
うう・・・大阪城へは子供の頃以降上ったことないんですよ。いつも間近で見ていながら。

エレベーターがあったのかどうか記憶にないです

でも多分あったような気もします。ここも一度中へ入ってみなあきませんね。

今年の冬は寒波で散々。でもこういう楽しみも運んでくれたみたいで、これは置き土産?
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ポージィさんこんばんは(あまもり) (ポージィさんへ)
2006-02-22 01:12:13
ポージィさんの緋梅系の記事を読まなければ、いまだに梅見に行ってなかったと思います。

紅千鳥を見る楽しみもあったし、梅そのものにも興味を持ちました。これは緋梅系なのか唐梅系なのかと。

結局よくわからなかったけど、蕾や枝を以前よりしっかりと見られたようにも思えます。

夫婦梅枝垂れの蕾の付き方に気づいたのもその成果かな?ほんと仲睦まじいって感じです。

この梅の花が開く時はぜひとも見たいですね。桜と一緒だとなお嬉しい。

こちらこそいろいろとおおきにでした。
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