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アメリカがイラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官を殺害した事件。
「イランとアメリカの戦争が始まるぞ
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的な煽り報道が、事件直後は盛んにメディアからなされましたが、今ではすっかり無かったことに。
相変わらずのマスゴミクオリティです。
さて、シェールガス革命によって世界一の産油国になったアメリカは、中東地域への介入を続ける
必要はないのでは?と思いますが、実態はそれほど変わっていません。
これは、イスラエルの存在、ドルの基軸通貨体制維持等が複雑に絡み合っていているのだと思います。
目下の相手先イランとの対峙は、その先に安全保障的にはロシアや中国を、経済的には中国やEUを初めとし、
様々な国を見据えていることが感じられます。
そんな地域ですから、日本の行動には相当な難易度が求められます。
それでも、「日本の国益最大化」という観点で、マクロ的な見方、ミクロ的な見方をしていく必要があります。
あっちにふらふら、こっちにふらふらでは、どこぞの国と同じになってしまいます。
細かなところでは意見や行動を異にすることがあっても、大局的にはアメリカの側に立って行動していくことが
必要なんだと考えています。