マクロ・行政書士・エコノミクス

行政書士試験に挑戦し、令和6年度試験に合格致しました。今後は行政書士開業に向けての取り組みを中心に書いていきます。

非サッカーネタ 今日のひとりごと ~その2~

2020年01月13日 | 政治・経済


アメリカがイラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官を殺害した事件。

「イランとアメリカの戦争が始まるぞ」「第三次世界大戦につながるぞ

的な煽り報道が、事件直後は盛んにメディアからなされましたが、今ではすっかり無かったことに。
相変わらずのマスゴミクオリティです。

さて、シェールガス革命によって世界一の産油国になったアメリカは、中東地域への介入を続ける
必要はないのでは?と思いますが、実態はそれほど変わっていません。

これは、イスラエルの存在、ドルの基軸通貨体制維持等が複雑に絡み合っていているのだと思います。
目下の相手先イランとの対峙は、その先に安全保障的にはロシアや中国を、経済的には中国やEUを初めとし、
様々な国を見据えていることが感じられます。

そんな地域ですから、日本の行動には相当な難易度が求められます。
それでも、「日本の国益最大化」という観点で、マクロ的な見方、ミクロ的な見方をしていく必要があります。
あっちにふらふら、こっちにふらふらでは、どこぞの国と同じになってしまいます。

細かなところでは意見や行動を異にすることがあっても、大局的にはアメリカの側に立って行動していくことが
必要なんだと考えています。
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非サッカーネタ 今日のひとりごと

2020年01月08日 | 政治・経済


既に多くの報道がなされている通り、アメリカがイラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官を攻撃し
亡き者にしました。

マスコミの論調は、アメリカが”いきなり”攻撃し、それに怒ったイランが反撃・・・
というものがほとんどです。これだとアメリカが先に手を出したという印象になりますね。

ざっくり時系列で見てみます。

2019年10~12月:イラクで米軍が駐留する基地への攻撃が多発。アメリカはソレイマニ司令官の関与を主張。
2019年12月27日:イラク軍基地にロケット弾30発以上が着弾。米軍が契約する民間人1名が死亡。
2019年12月29日:アメリカは、イスラム教シーア派の武装組織カタイブ・ヒズボラの拠点へ報復攻撃。
2019年12月31日:米軍の攻撃に反発したイラク民衆がアメリカ大使館を襲撃。
          アメリカはイランと関係の深いシーア派民兵がデモを扇動と主張。

ちなみに、スレイマニ司令官は”イラク”で”カタイブ・ヒズボラ”のムハンマディ司令官ともども死亡しています。
なぜ、イラクでアメリカがテロ組織と認定するカタイブ・ヒズボラの司令官と行動を共にしていたか、ということです。

アメリカが一方的な被害者というつもりはありません。
世界で最も狡猾で恐ろしい国ですし、1やられたら10倍返しするやり過ぎな国。

それでも、極力正確な状況を報道するのがマスコミの役割のはずなのに、情報を切り取って煽ることしかしません。
マスゴミの本領発揮といったところです。

おっと、本日はまとまりの無い乱文のラッシュでした。ご容赦ください。
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