ほとんどの人が正解しないような難問にあえて挑んだり、知識を広げようと細かな論点まで覚えようとしたり...
ついついやってしまいますね。
「基本をしっかり押さえる!」「基礎固めに徹する!」
と言ったことをよく耳にし、自分も分かった気になっていましたが、「基礎が固まる。」というのはいったいどういう状態のことを言うのか、いまひとつ判然としません。そんなことを試験直前~試験中~試験後も考えていました 笑
例えば無権代理。
無権代理の相手方の催告権・取消権は、どういう人(善意なのか?悪意なのか?)が行使できるのか?
さらに、 無権代理の相手方の責任追及権の原則と
例外もあります。
その
例外が①~⑥まであって、無権代理人がその①~⑥を証明したときは、無権代理人は責任を負わない。
というものがあります。(私自身、覚えるのに苦労しました。)
もし無権代理について聞かれたとしたら、前述の内容が頭の中で”正確に””すぐに思い出せる”ことが必要になります。
言い換えれば、精度が重度ということになります。この状態になってはじめて”基礎固めができた。”と言える、という結論に達しました。試験後ですが
正確に覚え、それをいつでも頭の中から引き出せる。さらには書き出せる。うろ覚えではNGということになります。
「基礎を固める。」というのは、実は大変なことなのだと再認識。言うは易し行うは難し。ですね。
自身への反省を込め、本日はこの辺で失礼します。それでは、また。