栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

さくら市「勝山城跡」から「ゆうゆうパーク」へ再び②  2022.4.3

2022-04-08 04:29:30 | さくら市(地域おこし)

続きです。

 

前回、8年前に勝山城跡を歩いたときは1月。

 

まだ桜の花は咲いておらず、記録ではほぼ、樹を撮っていないことが判明。

 

なので・・・今回はじっくり、まずは「勝山城跡」を裏から攻めます。

 

あ、そうそう・・・

 

【いまさらですが、桜について言いたい!】

~気象予報士の言う「花散らしの雨」は誤り説~

桜に季節になると「花散らしの雨」って言葉、聞きませんか?

最近では気象予報士のみなさまがテレビ等で言うものですから

私の周りでも

「雨が降るようだから桜も散っちゃうかな」なんて・・耳によくします。

 

でもね、そこに「異議あり!」

そもそも「花散らし」っていう言葉の意味が勘違いされているのですが

私は・・・そこではなく「雨が降ると桜の花が散る」というところ!

そこに異議あり。

 

どんなに雨が降っても、風が吹いても、散る花びらはもちろんありますが

残っている花びらもありますよね?

あの違いって・・・・なんだかわかりますか?

実は・・・運がいい、わるい・・・ではないのです。

花びらは「開花➡満開➡散り始め」の過程において、燃え尽きる瞬間というのが決まっています。

蕾から開花し、全開の間は、たとえ雨が降ろうと風や槍が降ろうとも・・・他の枝に干渉(接触)されたりしない限り、散ることはありません。

逆に言えば、青空の風のない「お花見日和」のときに、ふと満開の桜を見上げると

ひらひらと花びらが舞い降りてくるのを見たことはありませんか?

・・・そう、桜の花びらは雨や風に関係なく、散るときは散るのです。

ピーンと全開に勢いよく張っているときは、風雨に耐えて、そのまま咲き続けることができますから

雨風によって花びらが散るのは「偶然の一致」に過ぎないのです。

全開の花びらが燃え尽きて、力尽いたとき、雨や風が吹けば、その勢いに押され

雨の時は水の重さで樹の真下に。

風が吹けば、その勢いで吹き溜まりに。

雨が降ると、特に樹の真下の地面に水とともにくっついて溜まってしまうので「あたかも雨が降ると花びらが散る」ように見えますし

風が吹くと、吹きだまりができるので「あたかも風が吹くと花びらが散る」ように見えるので、「花散らしの雨」のような誤用は起きてしまうのです。

 

【満開って全開?】

いいえ、違います。

いわゆる「桜の満開」とは「八分咲き」のことを指します。

皆さんが言う「八分咲き」とは「七分咲き」あたりを指すと思われます。

それは、いったいなぜなのでしょう?

 

八分咲きは一つの枝で8割の開花を指します。2割はまだ蕾。

でも、満開というのはなぜか。それは「見え方」の問題です。

八分咲きの時、枝を見ると、花びらを大きく広げた「全開の花びら」はとてもよくキレイに見えます。

そのとき、2割の蕾は・・・ほぼ花びらの下に隠れていたりします。

お花見をした時に、視覚的に「キレイ」と思えるバランスがとれた状態、「八分咲き」は「ほぼ満開と思える状態」なのです。

では「十分咲き」ってどんな感じ?

1本の枝のすべての花が開花した状態、いわゆる「十分咲き」とはどんな状態か。

見ればわかります、パツパツの・・・まるで、丸いボンボンのように花びらが密集している状態。

この時、キレイに思うこともあるかと思いますが、実は花びらの中心にある「がく」は濃紅色になっていて、いまにも散ろうとスタンバイしている状態。

8分咲きは「しばらく花びらが全開しつづける元気な状態」で

十分咲きは「全開した力が残りわずかで散るのを待つ状態」

花びらも「ピーンと張る」ものから「しおれ始めた」ものに変わっています。

・・・わかりますか?

十分咲きのときは、花びらに勢いがなく、見た目で劣ることが多くなるのです。

だから、桜のSNS投稿をするとき「八分咲きです」って書いてあったら「それ、満開でしょ?」って突っ込んであげてください。

一般的にいう、「もう少しで満開かな」っていうのは「六分か七分」です。

蕾は1本の樹でも、時差を置いて開花させるのです。

それは、多くの花粉を長い時期にハナバチ等に与えるため。

開花した時の花は、満開時にはすでに散ってしまっています。

でも、満開を過ぎた後でもわずかに咲いている花もあれば

その年に開花できずに蕾のまま葉が伸びてしまうものもあります。

 

そんなことを踏まえて

【勝山城跡】歩きます。

樹によって開花はずれ込んでいるのか、奥の樹は花が咲いていました。

フゲンゾウ 

遅咲きの桜。

ソメイヨシノが散った後に開花します。

いまは蕾のまま

鬼怒川が接近!

そして

ウコン

緑の花を咲かせる桜です。

同じ仲間に「ギョイコウ」というのもあります。

曇りの関係でよく見えませんでしたが、遅咲きなので、こちらもまだ蕾でした。

イロハモミジ。

イロハカエデともいう、いわゆる「モミジ」の葉です。

これから小さな花を咲かせます。

勝山城跡の土塁跡

美しいです

カンザンも遅咲きの桜です。

いよいよ本丸に突入です。

土塁の上を歩いてみました

本丸に下ります。

アズマヤがありまして

そのわきに・・・

アカシデ

こちらはシキザクラ。

秋と春に咲く、二季咲きの桜です。

 

ならんで冬桜も。

残念ながら、文字が良く見えませんでした。。。。

これはソメイヨシノ

さくら市ミュージアムの桜。

なんと、そばに来ているのに・・・さくら市ミュージアムを撮っていない・・・という。。。

 

・・・で

いったん勝山公園を後にして

クルマでなんと!

ゆうゆうパークの駐車場に移動。

すると・・・

途中でパラパラ雨が降ってきたにもかかわらず・・・

ゆうゆうパークの駐車場は「満車」状態。

警備員の指示に従い停めたのは・・・

手前の、丸永製菓の臨時駐車場。

奥に見えるのが、ゆうゆうパークの駐車場。

傘をさしながら、歩いてゆうゆうパークへ

駐車場のソメイヨシノは満開期を迎え、散る準備をしていました。

※これが、いわゆる十分咲き状態=散り始めスタンバイです。

こういう状態で雨や風が吹くと、花びらが散るのです。

そうそう、ここにわざわざ移動してきたのは・・・

「あの娘」を見つけることだ。

煮イカとか・・・レインボーアイスとか言ってる場合じゃないのだ

 

あ!

 

おった!

 

さくら姫、げっとじゃ!

 

松月桜もまだ蕾でした。

 

夜はライトアップ、ライトアップ!

 

雨が降ってきてしまったため、あっという間に

「そして、誰もいなくなった、、、」

ってか。

 

さっきまで、右奥(勝山公園)にいたんですけど・・ねw

臨時駐車場を後に

帰路につくと・・・

4号線方面に向かうクルマで渋滞が起きていました。。。

 

ちょうど雨が降ったタイミングと午後の帰宅時間が重なっちゃったようで。

 

でも、こんな時間でも

すれ違って、ゆうゆうパークに向かうクルマも多くいました。

 

狙い・・・ライトアップかな。

 

ゆうゆうパークは終了ですが

まだまださくら市の桜は続きます。

 

続く

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