栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

干支な神社めぐり① 令和2年「子年」の初詣は群馬県館林市「子神社」と「長良神社」 

2020-01-04 18:51:09 | 干支

十二支の一番手「ねずみ」。

 

干支にちなんだ初詣をするなら、やっぱり「子神社」がいい・・・

 

そう考え調べてみると、地元にはないものの、全国各地にあるわあるわ。。。

 

たいてい名古屋や京都に干支の名の付く神社は多いのだが

 

さすがに元々多い社名だけあって、関東地方にもありました。

 

ツイッター等でみてみると、やはり横浜の子神社に多くの人が集まったようですが

 

北関東にもありましたので、予定通り、1月2日に初詣に出かけてまいりました。

 

新4号を南下、同じく50号を西へ進み

 

トイレ休憩に立ち寄ったのが「道の駅みかも」

 

 

 

 

 

初めてではないのですが、押していなかったようなのでスタンプを。

 

 

 

 

 

ここは栃木市。

 

とち介のふるさと

 

 

ここからさらに50号を西へ

佐野市から

今度は県道を南下。

 

 

 

渡良瀬川を渡ると群馬県館林市に。

 

ここから走ること数分。

 

 

10時15分。 気温6℃

 

子神社、到着。

 

しかし・・・

 

 

2日というのに・・・誰もいない。。。

 

二人で最悪のことを考えていると、配りもので各家を廻っていた奥さんに声をかけられた。

 

「御朱印ね、元日だけなの・・・」

 

えーーーー

 

通常無人のこの神社。 他から宮司さんがやってくるのだが、正月は元日だけとのことで

 

・・・この静寂。。。

 

「あ、お守りは社殿のところにあります」って言われたけど・・・

 

二人とも茫然。。。

 

ちょっとやりきれない想いがありましたが、仕方がありません、お参りはしてゆきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

奥まで進むと、先ほどの奥さんが道のほうから叫んでます。

 

「いま、ここの総代に聞いたら御朱印大丈夫かもって!」

 

またまた、えーーーー

 

驚きました。

 

通りがかりの奥さんに偶然すれちがったことから、来年まで封印されている御朱印を特別に授けていただけることになるなんて・・・

 

数分後、総代の男性がやってきた。

 

「実はね、こころない人が御朱印盗んじゃってさ、人が居ないときは鍵かけて閉まっておいているんだよ」

 

御朱印の盗難。。。まったく罰当たりな奴だ。

 

ということで、枚数を告げると、総代はどこかへ消えてしまいました。

 

 

そんなこんな待っている間に

 

今度は神社に参拝客が増えてきました。

 

きたときは誰もいなかったのですが。

 

 

 

 

子神社。

 

地元では「子ノ権現」と呼ばれているらしい。

 

もともと「足腰にご利益がある」ということで

 

現在はステンレス製のわらじに願い事をマジックで書いて

 

500円を奉納して社殿に括り付ける。

 

マジック常備

 

 

 

子年というよりは「足腰」で祈願に来る人が多いようで

 

このグループさんも

 

足腰祈願を書いていました。

 

 

古い狛犬。

 

なぜだかわからないが片脚が無くなっている。

 

奉納されたわらじ

 

 

幕にもねずみ

 

瓦にもねずみ

おおよそ300あるらしい

 

 

 

お守りは戸を開いて、取りだし、賽銭箱に奉納するスタイル。

 

 

 

 

わらじにネズミに米俵。

 

 

総代が戻って来て「御朱印」を授かる。

 

1枚300円の奉納。

 

これも賽銭箱に入れる。

 

 

お守りは2色あって各500円。

 

参拝を終えたところで

 

つぎは、おとなりにある稲荷神社

 

こちらには「子神社」って鳥居が

 

きけば、道路側にあるのは「祈祷済み」のわらじ群。

 

スポーツアスリートの祈願から

 

 

足腰の祈願まで

 

こちらのわらじは奉納されたばかりのもの。

 

総代の話では元日に参拝した人は400人を越えたそう。

 

地元・上毛新聞等に記事が紹介されたことも要因にあるようだが、

 

それでも子年以外の年でも毎年、300人前後は訪れるらしい。

 

 

彼女に言われて気づいたのだが

 

上のネズミだけこちらを向いている。

 

かなりな高さのイチョウの樹

 

気温は6℃、風もなく寒くはなかったが

 

歩くたびにバリ、バリと霜を踏む音がした

 

こちらのヒバも大きい

 

この時、群馬ナンバーが大半でしたが

 

なかには「とちぎ」「つくば」などのナンバーのクルマも

 

十九夜堂

どうも敷地が広いと思ったら

 

公民館がありました。

 

その名前というのが

 

「子ノ神 集会所」

 

実は館林市赤生田町の通称「子ノ神」地区に子ノ権現神社はあります。

 

これも彼女に言われて知った「竹と雀」

 

 

11時09分。

 

およそ1時間。じっくり神社を参拝させてただきました。

 

 

館林といえば、正田醤油。

 

そう美智子上皇后さまのご出身地。

 

そして・・・

 

 

タヌキの街。

 

 

子神社で御朱印が危ぶまれたとき、私たちが妥協しようとしていた神社があります。

 

それが・・・・

 

 

館林市にある「長良神社(ながらじんじゃ)」です。

 

群馬の露店といえば「焼きまんじゅう」

 

栃木はレインボーアイスですよね?

 

子の神社を巡っているのに

 

なぜ、ここ長良神社を妥協点としたのか。

 

それは・・・

 

 

 

実は、この長良神社。

 

さきほどの「子ノ権現」さまを宮司さんが管理している「親神社」なのです。

 

なので、元日以外は、子神社の御朱印はこちらで授かることができる、というのです。

 

 

四葉のクローバーを探そう

 

ということで

 

子神社(長良神社バージョン)授かりました。

 

マンホールがたぬきなので・・・ということではないのですが

 

 

文福茶釜でおなじみの「茂林寺」方面へ

紅い提灯が目印

 

 

 

お昼は「うどんの里・館林」の「森陣」さんへ

 

繭玉

 

まずやってきたのは

 

館林名物「ナマズの天ぷら」

 

醤油はもちろん、地元の正田醤油。

 

こちらが店主。

いろいろ説明してくれます。

オーダーしたのは「まゆだまうどん」950円

おにぎり1個分のわっぱめし付き

 

うどんの味を堪能できるのは「冷」

 

 

釜玉もすごいらしい

うどんはかため。

 

でも、すーっと入り込むのど越しがたまらない。

 

彼女いわく「しょうゆをかけないと味がない」らしい。

 

ただ、白身でふわふわした食感がおいしい

 

 

帰りに四葉のクローバー持っていて!

 

って店主にいわれたので・・・

 

 

包み紙が配られ

 

 

外のプランターから

 

必死に見つけて

 

あったみたい

 

 

いただきました。

 

・・・が、悲しい事実が判明。

 

帰宅後、ポケットに入れていたはずの四葉のクローバーと包み紙がものの見事に「神隠し」

 

つまりは・・・亡失。。。。

 

なぜか車に収納せず、ポケットに入れてしまった結果は後の祭り。

 

なんとなく御朱印で舞い上がっていたので、運をすでに使い果たしてしまったものだろうか。

 

ガックシである。

 

 

 

しかし、この時はまったく気づいておらず

 

そのまま移動。

 

道の向かいの駐車場へ。

 

 

生きたタヌキには出会えませんでしたが

 

まるでタヌキに化かされた心境。。。。なんてね。

 

 

最寄りの東武線「茂林寺前駅」から続くという「ぶんおうくちゃがま・絵本案内板」

 

途中からでしたが、これを読みながら

 

次に進みます。

 

・・・・ということで続く。


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