糖質制限をするようになって、ふと気がついたのは、「昼食後に眠らなくなった」こともあります。それまでは、「昼食を食べて眠り、午後の仕事に備える」のが、あたりまえというか日課でした。食後に眠るのはあまりに日常的であり、他の医者もみな寝ているため、それが普通だと思っていましたた。
ところが、どうやらそれは「普通」ではなかったのです。どこの医局もそうだと思いますが、午後の医局や談話室などは、居眠りオッサンばかりの光景が当たり前です。ソファの上に横になって熟睡している医者、自分の机にうつ伏せになって眠っている医者、椅子に座り背もたれに寄りかかって眠り姫状態の医者など、みんなさまざまな格好で夢の世界です。
なかには、ソファの上で豪快なイビキをかいては、睡眠時無呼吸発作をくりかえしている医者までいます(今思い起こすと、無呼吸発作で呼吸が止まっていた医者はみな、見事なまでに肥満体型でした)。
ところが、昼食のお弁当のご飯を食べなくなってからは、食後にまったく眠くならないのです。頭がすっきりしたままというか、眠気が襲ってこないというか、そういう状態がずっと続くため、眠る必要がないのです。眠くならなければ起きているしかなく、せっかく起きていてもそこは病院だから、仕事をするくらいしかすることはない。かくして、糖質制限を始めてから、「昼食後の1時間の居眠り」がなくなってしまったのです。
つまりそれは、「日中の時間が1時間増えた」のと同じことです。
糖質オフ効果 https://memo-note.com/off/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます