両足に1つぶんのこぶしが入るほどのO脚が治った

若いころはそうでもなかったのですが、ある時期になってから年をとるにつれてだんだん両足が開いてきて、気がついたらO脚になっていました。O脚になると、見た目もみっともなくなるし、体にもよくないと開いていましたので、なんとかしたいと考えていました。ちょうどそのころ、テレビで「つま先立ち」をやるとO脚が改善するといっていたので、半信半疑で実践してみたところ、半年もしないうちにほんとうに改善してきたんです。

最初は両足の問にこぶしが1個おさまるくらいだったのに、半年たったらすき問が指2本分まで縮まってきたんです。テレビでいっていたものの、ほんとうにO脚が改善するなんて夢にも思わなかったので、「やっみるもんだなあ」とつくづく感じましたね。それから1年後、つま先立ちはもうやめていたんですが、今度はもっと重い症状に悩まされることに。それは膝痛でした。

最初は大したことないわ、とほうっておいたのですが、やはり気になって病院でMRI検査を受けたら、なんと左膝の骨の一部分が壊死した状態で、回復は無理と医師から告げられたんです。すぐに手術し、壊死した部分はとり除いたのですが、それからがたいへんでした。当時はまだ62才でしたが、歩き方はまるでおばあちゃんみたい。よぼよぼとしか歩けず、イライラしました。

 

1年前に、「つま先立ち歩き」をすすめられても、O脚は治ったけど膝痛までは無理だろうと思いました。でも何もしないよりはましだと思い、やってみることに。私はつま先で立って、1日5分ほど歩くことにしましたが、最初はなかなか足が前に進まず、苦労しました。それでも懸命につづけていると、3ヶ月目あたりから少しずつ膝の痛みが軽くなつてくることを実感。膝の痛みだけでなく、足全体が軽くなってきたんです。O脚どころか膝痛まで軽くなるなんてびつくりですよ。つま先立ち歩きは、いまでも毎日つづけています。まだ完治までには至っていませんが、粘り強くやって、昔みたいに自由自在に歩－けるようにしたいです。