忘備録です。
今日で初七日。
まだまだ油断をすると涙が出てしまう時があります。
お通夜で、娘が孫代表でじーちゃんにと弔辞を読んだのですが・・・
娘の想いが伝わってきました。
残しておきたくて。
りんごじいちゃんへ
七十六年間、長いようで まだまだ生きてて欲しかったと思います。
いつかお別れする事は分っていたけれど、正直心の中では、ずっとじーちゃんが
居てくれる気がして、あまりに急すぎて実感が湧きません。
私は小さい頃から、じいちゃんはこの世で一番優しい人だと思ってました。
きっと皆もそう思ってます。
自分よりも他人を優先する人で、見返りを求めず、いつも無償の愛を私たちに
注いでくれてました。
そんなじいちゃんとの沢山の思い出は、私の宝物です。
何時だったか小さい頃、8時前には風呂に入り、9時過ぎるといつも眠たくなって
椅子に溶けるようにウトウトするじいちゃんでしたが、
私たちがどうしてもじいちゃんとお風呂に入りたいとワガママを言って
じいちゃんは暑い暑いと言いいながら、その日二度目の風呂に入ってくれました。
夏にカブトムシが見たいと言って、やはり溶けて寝てるじいちゃんを叩き起こして、
目をこすりながら一緒に探してくれました。
じいちゃんとリンゴ畑に行くと、おっちょこちょい(そっそっかしい)なじいちゃんは
頭をぶつけながら、私たちに特製のブランコを作ってくれた事
一緒に並んでりんごをかじった事、どれもこれも大切な思い出です。
じいちゃんと過ごした一瞬一瞬はすべてキラキラしていて、
今でも鮮明に思い出す事ができます。
みんな、照れくさくて言えなかったけど、じいちゃんが大好きです。
これからも大好きです。
最期にじいちゃんと言葉を交わせなかった事が本当に後悔となってます。
もし一つだけ願いが叶うとしたら、じいちゃんともう一度話したかったです。
その分、じいちゃんとの思い出を心に刻み、これからも大切にしまっておきます。
28日間、病気と懸命に闘って疲れたと思います。
本当によく頑張ったと思います。
どうか安らかにお休みください。
だけど私達の事を見守っていてね。
最期に、りんごじいちゃんが私のじいちゃんで居てくれて本当に良かったです。
私の自慢のじいちゃんです。
本当にありがとうございました。
私と同じ思いだった娘に感謝です。
そろそろ、ゆっくりと日常に戻っていきたいな~
by みけねこ♪