この年齢になったからなのか
最近、母親のことを考える事がたまにある。
母はどんな事を思って、歳を重ねてきたんだろうって・・・
子育てでも、女性としても。
今はもちろんばーさんだが(笑)彼女も若き日があったんだよね~
私からすると、辛抱強いひと。
私が双子を授かったとき、
自分の経験からか、それとも私がこれからストレスを抱えるのを見通してか
『子育てって言うのは、どれが正解って言うのはないからね~
あなたがしたいように、好きなようにするのが一番なんだよ』と
言ってくれたのを今でも覚えてる。
言われた事の半分は出来たかな~たぶん出来てないかも(笑)
いつもずーと、家族の為に見返りなく尽くしてくれたイメージが一番大きい。
私も同じ立場に今たって、
多分嫌になるときもあっただろうに・・・苦しい時もあっただろうな~と。
そんな事を感じていたかもしれないのに、母親はやってくれて当り前と。
心からの感謝してなかったな~、スルーしてたかもな~と。
随分と家族のことで気苦労が多かったはずなのに。
結婚して、嫁ぎ先の事は愚痴らないようにしてた。
でも、最近になって嫁になってからのとても辛かった事を話すことができた。
母はただただ・・・ただただ
『ほんと、知らない土地に嫁に行くのは大変だったね~辛かったでしょう~』
と、私の心に寄り添ってくれた。涙がでそうなほど嬉しかった。
私のいう事を否定せず、咎めず、心から寄り添ってくれた。
人は見せかけじゃない、心からの寄り添いを感じると持ってたシコリが
不思議と溶け出す感覚があった。
ありがたかった~
やはり、
その立場になってようやく、その辛さも喜びも知ることができるんだろうな~と。
たぶん、子供たちもそうなるだろう。
今までの自分は、解ったつもりでいたが、
その立場なって、初めて想像してたものと違ってたのを実感してきたみたい。
これからは、出来る限りその立場に心から寄り添い、その人が求めてるものを感じられる、
そんな自分になりたいな~と思う。
こんな風に、この血が脈々と受け継がれていくんだろうな~・・・
どの時代の女性たちも、同じ思いを抱えながら。
by みけねこ♪