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手塚治虫の傑作ロボット漫画、『魔神ガロン』!

先日、またまた貴重な古書漫画を入手した。手塚治虫が1959年から1962年まで、『冒険王』という漫画雑誌に連載していたSF作品。小学生の頃、秋田書店版の『魔神ガロン』を初めて読んで、手塚作品の中でもかなり気に入った作品だったので、特に印象の残っている作品だ。



物語もなかなかユニークなSF作品だ。宇宙から飛来した巨人・ガロン。その正体は異星人が地球人をテストするために送りこんだ兵器であり、異星人は地球人がガロンを悪用すれば地球を攻撃するという。ガロンを動かす鍵となる少年ピック、ピックと一緒に育ったケン一少年、ガロンの修復を行った俵教授の助手・敷島らは地球の滅亡を防ぐため、ガロンの力を狙う悪人らに立ち向かう、という展開の作品だ。



ガロンはある意味悪役的なルックスのゴツいキャラだが、操る人によってはヒーローにも悪役にもなってしまう。そういう意味では鉄人28号に似たキャラクターでもある。手塚治虫による鉄人28号に対する“アンサーキャラ”とも言えるかもしれない。



こんな魔神ガロンだが、先日何とも状態の良い、当時の連載されていた『冒険王』付録を2冊入手することに成功した。背表紙もしっかりしていて、大きな汚れや破れもなく、かなり状態の良い付録で、1959年当時のものとしては相当クオリティーが高い。



通常だと1冊5,000~10,000円くらいはするし、これだけ状態が良いと、もっと高値で売られていてもおかしくない。

実は、少し前に1960年に発売されたガロン初版単行本も持っているのだが、こちらも状態の良いものはあまり流通しておらず、あってもかなりの高額で取引されている。



これでまた貴重な付録が新たに僕の”付録漫画”コレクションに加わったが、久々に『魔神ガロン』をまたじっくり読んでみたくなってしまったので、秋田書店版も引っ張り出すことにしよう。

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