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"SHE IS SUMMER"って誰?

先日、CDショップに立ち寄った時、『SHE IS SUMMER』と言う変な名前のアーティストのアルバムが目に留まった。全体的にブルーな雰囲気に可愛い女性がメインのジャケット写真。この前ジャケ買いしたKANA-BOONのアルバム『NAMiDA』と同じトリックにまたかかってしまった(笑)。



『SHE IS SUMMER』と言うのがアーティスト名らしく、ファーストアルバムらしい。しかし、"彼女が夏"とは、なんとも変な名前だ。調べて行くと、MICOと言う女性で、1992年生まれの25歳。以前は『ふぇのたす』と言うバンドを率いてたらしいが、SHE IS SUMMERは彼女のソロプロジェクトらしい。

アルバムのタイトルは『WATER』。視聴者に潤いを与えたいと言うことでWATERにしたらしい。どうしても気になって、このアルバムをiTunesでダウンロードしてみた。すると直感通り、なかなか良いアルバムであった。彼女の声は、Shiggy Jrのボーカルにも似たややアニメ声だが、程よくキュートでクリアな声質、彼女が創る歌詞も女の子らしくて可愛い内容。そして、何よりも楽曲が素晴らしい。とてもエレクトロャbプな感じで、疾走感もある爽やかな雰囲気。

収録曲
1.(mirage)
2.とびきりのおしゃれして別れ話を
3.私たちのワンピース
4.NIGHT OUT
5.WATER SLIDER
6.ナイトブルー
7.LAST DANCE
8.思い出はシャンプーの中に
9.あれからの話だけど
10.冬の街とキミと永遠に
11.待ち合わせは君のいる神泉で
12.出会ってから付き合うまでのあの感じ



1曲目の美しいインストルメンタル曲(mirage)でアルバムは幕を開けるが、このスケール感も新鮮だ。そして、この曲から2曲目『とびきりのおしゃれして別れ話を』への展開も秀逸だ。



3曲目の『私たちのワンピース』は渋谷系の曲で軽快だ。4曲目の『NIGHT OUT』は少しエッジの効いたクールな曲。比較的5曲目の『WATER SLIDER』と6曲目の『ナイトブルー』がミッドテンモネ曲で落ち着く感じ。アルバムの中で一番疾走感があって、僕も一番好きな曲は7曲目の『LAST DANCE』。9曲目の『あれからの話だけど』は失恋物語だが、ャWティブな希望を持って最後終わる歌詞もなかなか素晴らしいし、10曲目の『冬の街とキミと永遠に』への流れも良い。11曲目の『待ち合わせは君のいる神泉で』は、渋谷系ながら、神泉に場所を少し外したセンスが"新鮮"(笑)だ。MICOはビションフリーゼを飼っているらしいが、犬が登場するほのぼのした曲だ。タイトルが面白い最後12曲目の『出会ってから付き合うまでのあの感じ』は、またアップテンモネノリの曲で楽しい雰囲気でアルバムは締め括くられる。



どの曲も明るい曲調で、アルバム全体にャWティブなエネルギーが詰まっている感じで、聴いていると元気が出てくる、そんなアルバムだ。



作詞は殆どMICOだが、曲は色々な人に書いて貰っており、どれも詞と曲がマッチして素晴らしい出来映え。



アルバムタイトル通り、みずみずしい"潤い"が詰まった、なかなか良いアルバムであった。僕の直感ジャケ買いはいつも外さないのだ(笑)。
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