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最初彼女を知ったのは、映画『天気の子』の主人公、天野陽菜の声優を演じた時からだ。この役も、2000人以上参加したオーディションで勝ち取ったというから素晴らしい。『天気の子』のプロデューサー川村元気も、“広瀬すず以来の素晴らしい才能“と彼女を絶賛していたのだ。そして、次に彼女を認識したのは、岩井俊二監督の映画、『ラストレター』に出演した時。こちらもオーディションを勝ち抜いて出演することが決まったらしく、岩井監督も彼女を絶賛していた。
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更に、彼女の快進撃は止まらない。
NHK朝ドラ『エール』に、主役を演じる二階堂ふみの妹役にも大抜擢され、更にはオロナミンCの『元気はつよいぞ』シリーズのCM主演も決まり、ホフ・ディランのカバー曲『スマイル』を彼女が元気いっぱいに歌うことに。まさに彼女の性格を象徴するようなイメージの曲である。
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現在はこれに加えて、フジパンのCMにも登場しているが、ここ1年という短期間での彼女の怒濤の快進撃は本当にすざましいものがある。
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彼女は決して見るからに“美人“と言えるタイプでは無い。でも、その顔立ちや笑顔は何とも魅力的であり、彼女最大の武器は、その屈託のないャWティブで楽観的な明るさだ。その眩しいばかりの笑顔は、全盛期の薬師丸ひろ子や小泉今日子にも似ているかもしれない。またキャラ的なタイプとしては、井上真央にも似ていると言えるだろう。
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石田ひかり、広瀬すずなどがそうであったように、森七菜にも何だか不思議な“主役オーラ”というものが存在する。それは可愛いとか、可愛くないとか、演技が上手いとか、上手く無いとかという次元の話では無く、その人が持って産まれた天性の才能や魅力のようなものかもしれない。男女問わず、いつの時代にもそういう素質を持った俳優は存在する。何とも言えない圧涛Iな存在感を自然と放つのだ。昭和で言えば石原裕次郎や吉永小百合などがそうであったし、1980年代で言えば、薬師丸ひろ子がそうであった。森七菜は、この令和の時代に、主役になるべくして産まれてきた存在なのかもしれない。
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大げさに言うならば、コロナ渦という暗い影の中、森七菜は希望の光をもたらしたのである。彼女と同年代、そして少し上の世代の女優にとっては何とも恐ろしいライバルが出現したものだ。恐らく、彼女は今後も主役級をどんどんこなす人気女優に成長して行くだろうし、年相応になれば、更にあか抜けて美しくなって行くことであろう。これからの活躍がとても楽しみな、今僕のイチオシ女優である。