僕が勝手に「若手女優御三家」と呼んでいるのが、浜辺美波、橋本環奈、今田美桜の３人。以前、ドラマで同じクールに揃い踏みだったタイミングで下記ブログでもこの話題を取り上げたが、この３人全員がついに朝ドラの主役として制覇する時がいよいよ近づいているのだ。
美しき“若手女優御三家”、春ドラマで揃い踏み！ - blue deco design lab (goo.ne.jp)
橋本環奈
10月からスタートしたばかりの第111作目の朝ドラ、『おむすび』で朝ドラ初主演を果たした橋本環奈。史実の人物ではないオリジナルストーリーの朝ドラパターンも結構好きなので『おむすび』も楽しみにしているが、まさに元気で明るい橋本環奈のイメージは『おむすび』にぴったりであり、これからの展開がかなり楽しみである。
浜辺美波
3人の中で朝ドラ主演一番乗りをしたのが浜辺美波。昨年４月期の第108作目の朝ドラ『らんまん』で神木隆之介とのダブル主演を果たしたが、とても良い朝ドラだったと思う。個人的にはこの３人の中で浜辺美波が一番好きなので、キュートな浜辺美波の魅力が満載の朝ドラで、可愛い彼女を毎朝半年間堪能することが出来たのは最高であった(笑)。
今田美桜
３人の中のトリを務めるのが今田美桜だ。主演が決まったのは、アンパンマンの原作者、やなせたかしをモデルにした来年４月期に放送予定の第112作目の朝ドラ、『あんぱん』である。これは取り上げたテーマが何となく今田美桜にもマッチしているように思われ、既に期待感しかない。
それにしてもサイズ感、年齢なども近いこの３人は本当に可愛い～。しかし、可愛いだけではなく、演技力も素晴らしい。また３人ともCM、ドラマ、映画に引っ張りだこであり、CMもコミカルなものから、美しさを強調するコスメ系のCMまでを幅広くこなせる女優たちであり、その人気と勢いは他の追従を許さない。浜辺美波と橋本環奈は紅白の司会も務めているが、特に橋本環奈はその度胸には目を見張るものがあった。世代的には少し先輩の石原さとみ、綾瀬はるか、長澤まさみも勝手に御三家だと思っていたが、また新世代のネオ御三家として浜辺、橋本、今田の3人が席巻しているのである。いつの時代にもこのような御三家が登場するものだ。ちょっと例えが古過ぎて誰もわからないかもしれないが(笑)、まさにこの３人は世が世なら昔の日活黄金期の3人娘(吉永小百合、和泉雅子、松原智恵子)クラスのオーラを持ち合わせた女優たちではないかと感じる。
朝ドラの主演は、その昔オーディションで決定した無名の新人に近い女優を起用することが多かった。そしてこの仕組みは、視聴者も新たな“逸材の発掘“を目の当たりにするという楽しみもあり、これが朝ドラの醍醐味であった。最近の朝ドラは必ずしもオーディションで選ばれないケースも多く、また既にCM、映画、ドラマなどで有名になっている女優を起用するケースも多くなっているので発掘感は薄まったが、浜辺美波、橋本環奈、今田美桜の3人もこのパターンだと言える。第98作目の『半分、青い』でオーディションによる主演を勝ち取った永野芽郁以降は、オーディションではない形で主演が決められてきているらしいのだ(但し、今田美桜はオーディションで決まった久しぶりのパターンとされている)。
多くの女優は、無名でも既に名が知れていても、朝ドラの主演によって知名度も全国区になり、女優としての大きなステップアップになっている。やっぱり一度主演を果たすと、生涯“朝ドラ主演女優”としてのタイトルを得ることが出来るというのは大きな勲章でもある。
始まったばかりの『おむすび』から、来年『あんぱん』へと、ご飯からパンにバトンタッチされるのも面白いが、どちらも楽しみな朝ドラである。そして美しき御三家はこれからも益々活躍してくれるだろう。一度ぜひこの3人のドラマ豪華共演を見てみたいものである。
