先日、トリビュートアルバムなども発売されたが、改めて筒美京平が手鰍ッた数多くの昭和歌謡・ャbプスが如何に素晴らしかったかを思い知らされた。特に僕の年齢より上の世代、まさに1970年代以降日本歌謡界を少しでも好きで聴いていた人たちは、筒美京平の作曲した曲に間違いなく触れている筈だ。
やはり有名なのが、1968年の『ブルーライトヨコハマ』(いしだあゆみ)、1971年の『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)、1975年の『木綿のハンカチーフ』(太田裕美)あたりだろう。そして80年代で言えば、1980年の『スニーカーぶる~す』(近藤真彦)、1981年の『センチメンタルジャーニー』(松本伊代)、1984年の『ヤマトナデシコ七変化』(小泉今日子)、1985年の『卒業』(斉藤由貴)、『Romanticが止まらない』(C-C-B)、『あなたを・もっと・知りたくて』(薬師丸ひろ子)、1986年の『1986年のマリリン』(本田美奈子)、『ツイてるねノッてるね』(中山美穂)、1987年の『君だけに』(少年隊)など、もう挙げればキリがないくらい、昭和のヒット曲は、殆ど筒美京平が手鰍ッたと言っても過言では無い。
そんな筒美京平だが、実は僕がとても印象に残っている思い出の曲として、今でも時々聴いている3曲が、筒美京平が作曲した曲なのだ。この3曲の内、2曲は以前“思い出の曲”シリーズで取り上げた曲だが、今回はもう1曲追加で取り上げたい。
1) 想いでの樹の下で (岩崎裕美)
この曲は、1977年に発売された岩崎裕美のシングル曲。作詞はあの阿久悠。この曲はまさに1977年に、アメリカのLAから日本に帰国した頃、LAのLittle Tokyoで良くかかっていた曲で、今でもこの曲を聴くと当時がとても懐かしくなり、思わず感動してしまう。歌詞も凄く切なくて涙を誘う曲なのだ。
2) 時代遅れの恋人たち (中村雅俊)
この曲は1978年に中村雅俊主演で放映されたドラマ、『ゆうひヶ丘の総理大臣』の主題歌。このドラマは今でも僕が一番好きなドラマの一つで、何度も再放送されてきたが、初回放映された頃、日本に帰国したばかりで日本のドラマに飢えていたことも有り、このドラマを毎週楽しく見ていたのが何とも懐かしい。カラオケでも良く歌う曲だ。
3) サクラが咲いた (西村知美)
この曲は、1988年にアイドル西村知美がリリースしたシングル。作詞は松本隆というゴールデンコンビ。輝かしい筒美京平のヒット曲の数々の中ではかなり地味な1曲だが、この曲がリリースされた年は大学生になったばかりで、春の桜が当時この曲が妙にマッチしていたのがとても想いで深い。今でも桜のシーズンになると、必ずこの曲が頭に浮かんでしまうのだ。
有名な曲も、そうで無い曲も、筒美京平の作曲した曲は、どれもキャッチーで、魅力的なサウンドの曲ばかりだ。きっと皆さんも、想い出に残る筒美京平の1曲があるのではないだろうか。
最新の画像もっと見る
最近の「音楽」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- TVドラマ(207)
- マイグルメ(157)
- 日本の城、日本の寺(95)
- トラベル(121)
- CM(51)
- 思い出の曲(40)
- 愛犬きなこ(87)
- 車(75)
- My Artworks(105)
- 音楽(336)
- デザイン(129)
- 漫画/アニメ(183)
- 特撮ヒーロー(32)
- アート(56)
- 映画(186)
- ファッション(144)
- ヒッチコック(12)
- マイケル・ジャクソン(8)
- 松田聖子(25)
- 芦川いづみ(70)
- ユナ(40)
- 小説(43)
- スポーツ(40)
- 好きな場所(124)
- マッケンロー(15)
- ブルース・リー、アクション(139)
- 何でもTOP 5(3)
- NEWS(3)
- ノンジャンル(48)
バックナンバー
人気記事