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関西の城制覇計画 最終回後編 『岐阜城、犬山城』

岐阜『開化亭』を後にして、すぐそばの岐阜城へ。
ここは何と言っても織田信長が金華山に築城した山城として有名。
戦国時代のお城は要塞としての役割があって、
実践で強い山城が多く築かれたが、織田信長が築城した
『安土城』とこの『岐阜城』は山城の代表格である。



金華山の山頂にある岐阜城へはロープウェーで向かう。



このロープウェーから眺める長良川の景色は本当に素晴らしい。



岐阜城は、金華山の岩場を切り崩して築城されたが、
良くこんな山頂に天守閣を築いたものだ。ただただ感心してしまう。




岐阜城からの景色を満喫した後は、関西城ツアーの
クライマックスである『犬山城』に向かい、テンションも最高潮!
『犬山城』は岐阜城から更に西へ40分ほど向かった場所にある。
名古屋からも名鉄犬山線で行くことが出来る。



『犬山城』は、『姫路城』、『彦根城』、『松本城』と並び、
現存する4つの国宝天守閣の1つで、しかも“日本最古”の現存天守閣。
1537年に築城されているというから驚きだ。

そして今回はちょうどタイミング良く、犬山城の桜が満開で、
見ごろを迎えており、桜祭りも開催されていて凄い人混みであった。



犬山城への入城も何と40分待ち!
ディズニーランドのアトラクション並みの人気ぶりである。

犬山城は小ぶりだが、とても魅力的なデザインの城である。
木曽川東岸の高さ40mの段丘に建つが、
岐阜城ほどの高い山に建っていない為、城も大きく見えて迫力がある。



築城当時の姿をそのままに留める木造建築4層天守閣は
兎に角素晴らしい。国宝としての価値もさることながら、
尾張と美濃の国の国境近くにあったという戦略的な立地の城でもあった。
そして、戦国の三大武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と
縁が深い城という意味でも戦国時代を代表する城なのだ。



野面積みの石垣も緻密でとても美しい。まさに件p品である。



そして、木造建築がそのまま残る内装も感動的である。



これで国宝天守閣は、残すところ松本城のみ。
念願の犬山城で、2年に渡る関西の城制覇計画を締めくくることが
出来たのには本当に感無量である。
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