朝ドラはいつも録画して、纏めて週末などに欠かさず見ているが、今回の『なつぞら』も楽しみに毎週見てきた。今回ヒロインに抜擢された広瀬すずもかなり頑張って演じていたし、物語もなかなか楽しめる内容であった。朝ドラは毎回15分。ヤクルトを飲むように、軽く観れるのがとても良いのだ。
『なつぞら』は、キャストも豪華であった。広瀬すず演じる主人公なつの兄役に岡田将生、兄の友人役に工藤阿須加、北海道での幼馴染み役に吉沢亮と山田裕貴、夫役に中川大志など多くのイケメンで周りを固め、そしてなつが尊敬するおじいちゃん役に草刈正雄、義母に松嶋菜々子、義父に藤木直人、兄のお嫁さんに比嘉愛未、他にも仙道敦子、安田頚、鈴木杏樹、北乃きい、井浦新、戸田恵子、高畑淳子、山口智子、貫地谷しほり、染谷将太、渡辺麻友、そして哀川翔の娘である福地桃子も義理の姉妹役で出演。何とも豪華で多彩な俳優・女優を多く配置したキャストでNHKもかなり力が入っていた。
今回も伝記ものでは無く完全オリジナルストーリー。北海道で生まれ育ったなつが、アニメーターを目指す物語だが、北海道の開拓者精神にも焦点を当てた物語。展開は前半が乳業を中心にした北海道編、後半はアニメ制作を中心に据えた東京編となっており、北海道と東京の間を行ったり来たりする形で展開される物語の様子は『ひよっこ』にも似た設定だ。『ひよっこ』ほどのコミカルな面白みは無いが、純粋に真面目なストーリーとしては王道の朝ドラらしい空気感であったと言える。
そんな『なつぞら』もいよいよラストスパートに入ったが、広瀬すず演じるなつの妹、千遥(演じるのは、清原果耶)も再登場し、いよいよ来週クライマックスを迎えるのだ。
そんな中、なつの娘、優を演じる子役も9月頃から登場しているのだが、この子役がとてもキュートなのだ。名前は増田光桜 (みお)。7歳で、なんとオスカープロモーションに在籍する“女優”なのだ。
とてもキュートな魅力をふりまいており、母役の広瀬すず父役の中川大志にも可愛がられているようだ。
やはり朝ドラには子役が欠かせない存在だが、将来の大女優がここで発掘出来るかもしれず、子役と言えど侮れないのだ。増田光桜ちゃんもこれからの成長が楽しみな女優さんの卵である。『なつぞら』残りの１週間も楽しみにしたい。
