『泣くな、はらちゃん』が1月19日から
スタートした。
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この日テレ土9枠は、一時期フジで言う月9のような
ヒット枠に成長し、僕も大好きであったドラマ
『マイボス☆マイヒーロー』をヒットさせた枠だ
(あのガッキーもこのドラマで一躍人気者になったのだ)。
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しかも、今回同じくTOKIOの長瀬智也が主演というから
どうしても期待は高まってしまった。
更に、麻生久美子が久しぶりのヒロイン役で出演。
麻生久美子は、その独特な雰囲気と特徴的な声で、
前から結構好きな女優だが、ドラマ『時効警察』や、
映画『純喫茶磯辺』や『おと・な・り』などでも
とても味のある演技が印象的であった。
もはやこの長瀬 + 麻生の組み合わせで、
期待度としては万全な体制である。
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物語は、かまぼこ工場にパート努めする越前さんは、
とても地味な女性。言いたいことをはっきりと言えず、
同僚のおばさんたちにはチクチクと苛められる毎日。
そんな越前さんは、漫画を描くことでストレスを発散していた。
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この漫画の主人公が長瀬演じるはらちゃん。
しかし、越前さんのストレスは積もるばかりで、
漫画の中の世界も次第に荒れていく。
はらちゃんは心配になり、はらちゃんのいる
この世界を作っている神様がいるという、
別の世界に興味を持つ。
神様が幸せになってくれれば、
きっと今住む世界も幸せになるだろうと。
そしてひょんなことにはらちゃんは、
漫画の世界を飛出し、
この世で越前さんの前に現れてしまうのだ。
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何ともありえない、馬鹿げたファンタジーなのだが、
バカっぽいはらちゃんを地で行く長瀬は
とてもリアリティーがあってハマり役だ。
それもその筈、このドラマはオリジナル脚本で、
長瀬をイメージして作られているという。
アニメや小説が原作となるドラマが殆どのこの時代に、
何とも斬新な試みである。
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漫画のタッチもなかなか味があって面白い。
これは、これで番外編のアニメ作品が出来てもおかしくない。
漫画と実写がうまく絡み合って登場するドラマと
いうのもユニークな試みである。
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僕は、やっぱり長瀬が好きなんだと改めて痛感した。
あの大柄な図体にバカっぽい雰囲気という
アンバランスさが見事に調和しており、
唯一無二な存在として確立されている点が何とも面白い。
このドラマは、その長瀬のバカっぽさと、
麻生久美子の真面目だけどどこか滑稽な演技との
コラボレーションが楽しめる作品として面白く、
二人の関係が今後どのように発展するのか、
これからの展開が楽しみなドラマである。
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