
ちょうど当時はマイケル・ジャクソンの『スリラー』が大ヒットしており、米国勢ではシンディー・ローパー、ホール&オーツなどがヒット。英国勢ではデュラン・デュラン、ワム!、カルチャークラブがチャートを独占していた時期だったが、そこにマドンナも鮮烈なデビューを果たしたのだ。デビュー当時はまだセクシー路線というよりは、可愛カッコいい感じのファッションであったし、同じようなアーティストはあまりいないかったことも有り、とても目立った存在であった。
そして僕がこのマドンナのファーストアルバム『Madonna』の中で最も好きな曲が『Borderline』。とても心に染みる、爽やかなテンモフバラードなのだが、この曲は僕が初めてMTVで聴いたマドンナの曲であり、やはりこれが今でも一番印象に残っている。この曲を今でも聴くと、ニューヨークに引っ越した中学生時代が懐かしく思い出され、大切な思い出の1曲となった。
