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『パーフェクト・ラブ!』は、1999年7-9月の夏クールにフジテレビの“月9”枠で放送されたドラマで、福山雅治、木村佳乃主演のラブコメ。当時福山も全盛期であったし、まさに月9らしい王道のラブコメということでヒットしたドラマだ。あまりにも好きなドラマなので、DVD BOXを所有しているのだが、久しぶりに引っ張り出して観賞した。
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ドラマの登場人物だが、福山が手当たり次第に女の子をナンパしてしまうチャラい歯医者の武人(たけと)役を演じており、東京に住んでいる九州男児という設定。
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この彼を取り巻く、九州の幼馴染リュウ太に扮しているのがユースケ・サンタマリア、同じく東京に出てきている高校時代の友人大友役に立川政市、別れた後も未だ好きな気持ち武人が引きずっているモデルの元カノの彩を演じるのが板谷由夏。ここに、バリ島で出会う千草に扮する木村佳乃と友人のみゆき役の畑野浩子も絡み、みゆきとリュウ太の恋模様、彩も武人と千草に色々と絡んで行きながら、グループ交際的な関係性の中でそれぞれのラブロマンスが展開していく。
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このドラマのメインは、武人と千草の恋愛模様が、歯がゆい感じで進展して行く形で盛り上がって行くのだが、武人は彩のことが忘れられず引きずっている中で、千草が積極的に武人にアプローチしていく。そんな一途な千草に、ナンパ男の武人も次第に千草に惹かれて行くのだ。
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第6話だったと思うが、このドラマの中で僕が一番大好きなシーンがある。彩のことがふっきれない武人と千草が喧嘩した際、武人に向かって千草が、“もうこれ以上、絶対好きにならないから!”、“サヨナラって言え!”とラストシーンで言うのだが、それまで千草の気持ちに確証が持てなかった武人が、初めて千草の自分に対する愛情の大きさをガツンと受ける瞬間なのだが、この時の木村佳乃があまりにも可愛いのだ。未だに忘れられない、心に残るシーンとなった。
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木村佳乃は、今でも様々なドラマや映画に主演して第一線で活躍しており、今でもその美しさと可愛らしさは変わっていないが、20年前のこのドラマの木村佳乃は、さすがに若くて恐ろしく可愛いのだ。
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このドラマの主題歌であったGLAYの『ここではない、どこかへ』も、このドラマのおかげで大好きな思い出の曲となったが、いつもクライマックスのいいシーンで絶妙なタイミングのが心地良いのだ。
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ドラマでは、武田鉄矢が武人の父親役で登場し、頻繁に九州から東京に出てきては、武人のマンションに転がり込むのだが、この親子の鰍ッ合いや、千草とのやり取りがまたとても良い味を出している。また、注目したいのが、あの懐かしい女優、大石恵が、武人が良く行くキャバクラのみさ子ちゃん役を演じていること。大石恵はラルクのHydeと2000年(このドラマの翌年)に結婚し、一時News Zeroのサブキャスターをやって以来は券\界から遠ざかっているが、このドラマでは一番可愛い全盛期の大石恵を見ることが出来るのだ。
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僕の一番好きなドラマは感動作の『1リットルの涙』だが、このドラマは2番目に好きなドラマ。『1リットルの涙』とは全く違う、ある意味とても軽いタッチのドラマだが、王道のラブコメとしてはとても良く出来ているし、ハッピーエンド含め、エンターテインメント性も高い魅力的なドラマに仕上がっていると思う。