昨年は計81本の映画を観賞した。これは過去最高であった2017年に観た78本を3本上回る新記録を樹立!ほぼ毎月ロンドン出張に出かけたこともあって、往復機内での観賞機会が増えたのが要因であろう。今年は少し出張回数は減るかもしれないので、当分この記録を更新するのは難しいかもしれない。
さて、観賞した81本の作品は下記の通り(観賞日も記載)。この内、*印が付いたものがシネコンで観賞した作品。カッコ内の数字は評価(5段階評価)。
<2018年映画リスト>
1) マンハント* (3) 2/22
2) シェイプオブウォーター (5) 3/4
3) スリービルボード (5) 3/4
4) ミックス。(3) 3/4
5) イット それを見たら、終わり(4) 3/4
6) 勝手にふるえてろ (4) 3/4
7) ジャスティスリーグ (4) 3/9
8) 羊の木 (3) 3/9
9) The Foreigner (4) 3/9
10) グレイテスト・ショーマン (4) 4/16
11) Battle of the Sexes (3) 4/16
12) 8年越しの花嫁 奇跡の実話 (4) 4/16
13) 嘘八百 (4) 4/16
14) ボスベイビー (3) 4/16
15) 猿の惑星 ジェネシス (4) 4/23
16) 猿の惑星 ライジング (4) 4/26
17) 猿の惑星 グレイトウォー (5) 4/26
18) オリエント急行殺人事件 (3) 4/26
19) 伊藤くん A to E (3) 4/27
20) 去年の冬、きみと別れ (3) 5/29
21) ブラックパンサー (2) 5/29
22) レッドスパロー (4) 5/29
23) デスウィッシュ (4) 5/29
24) 嘘を愛する女 (4) 5/29
25) 不能犯 (4) 5/30
26) 祈りの幕が下りる時 (5) 5/30
27) パンダフルライブ (4) 5/31
28) 今夜、ロマンス劇場で (4) 6/13
29) 15時17分、パリ行き (3) 6/13
30) 犬猿(4) 6/13
31) Den of Theives (4) 6/13
32) Bleeding Steel (3) 6/13
33) リメンバーミー (4) 6/20
34) ハン・ソロ (5) 6/30*
35) ハン・ソロ (5) 日本語吹替版 7/3*
36) いぬやしき (4) 7/29
37) クワイエットプレイス (4) 7/29
38) アベンジャーズIW (5) 7/29
39) 孤狼の血 (4) 7/29
40) タリーと私の秘密の時間 (4) 8/1
41) ピーターラビット (4) 8/1
42) レディープレイヤーワン (5) 8/1
43) ミッションインャVブルフォールアウト (5+)* 8/6
44) ペンギンハイウェイ (4) *8/18
45) のみとり侍 (3) 9/2
46) デッドプール2 (3) 9/2
47) 終わった人 (5) 9/2
48) 空飛ぶタイヤ (4) 9/2
49) アドリフト (4) 9/2
50) ラプラスの魔女 (2) 9/7
51) ハン•ソロ (5) 9/7
52) カメラを止めるな!(5) * 9/18
53) ボルグvsマッケンロー (3) 9/30
54) ジュラシックワールド炎の王国 (4) 10/9
55) 50回目のファーストキス (5) 10/9
56) 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています (3) 10/9
57) Over Drive (4) 10/9
58) 詩季折々 (3) 10/9
59) インクレディブルファミリー (4) 10/12
60) オーシャンズ8 (4) 10/12
61) 妻よ薔薇のように/家族はつらいよ3 (4) 10/12
62) アンクルドリュー (4) 10/18
63) 7年の夜 (4) 10/18
64) スカイライン奪還 (3) 10/18
65) エックスファイル3 (4) 10/18
66) 僕はチャイナタウンの名探偵2 (3) 10/26
67) LBJ (2) 10/26
68) TAG (3) 10/26
69) ボヘミアンラプソディー (5)* 11/30
70) 万引き家族 (4) 12/6
71) 日日是好日 (3) 12/6
72) イコライザー2 (4) 12/6
73) SUNNY 強い気持ち 強い愛 (4) 12/6
74) サーチ (5) 12/6
75) 検察側の罪人 (4) 12/14
76) ザ・プレデター (3) 12/14
77) 銀魂2 (4) 12/14
78) スカイスクレイパー (4) 12/14
79) マイル22 (3) 12/14
80) 恋は雨上がりのように (5) 12/15
81) 来る (4) * 12/26
実にたくさんの映画を昨年も観賞したものだ。最高評価となる5評価となった作品のうち、ベスト10は下記の通り。
1位 ボヘミアン・ラプソティー
最終的に2018年の映画興行成績第一位となる大ヒットを記録。世界中にQUEEN旋風を巻き起こし、アカデミー賞にもノミネートされた。リピーターも続出し、QUEEN世代だけでは無く、若い人たちも多く惹きつけたのが大きな勝因であったが、この映画を通して、QUEENの音楽の素晴らしさを再認識し、フレディーのドラマチックな生き様が感動的に表現されていたことで大きなインパクトを残した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/2e/eb9772bcf00009fdf0f1c5449b70725b.jpg)
2位 ハン・ソロ
スターウォーズフリークとしてはやはり外せず、かなりひいき目で観賞してしまった感はある。世界的にSW作品にしてはイマイチ興行成績が振るわなかったものの、個人的にはとても良く出来たスピンオフ作品だと思っており、特にラストの衝撃は今後に大きな複線を残したのではないかと思っており、今後のSWサガの展開が益々楽しみになった作品だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ff/460a168a5522d77186d4484ea20b0b72.jpg)
3位 サーチ
映画全編がPC上の映像で進行する、何とも斬新で画期的な作品。有名な俳優が全く出ていない作品ながらも、まさにインターネット時代、そしてSNS時代特有の浮ウを象徴するようなサスペンスフルでテンモフ早いストーリー展開で観るものをどんどん引き込みながら、骨太の家族物語も展開されていく。サスペンスで言えば、現代版ヒッチコック映画とも言える良い作品に出会った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d8/6cdc440d9a2b67f6dd2e3d9be3181c50.jpg)
4位 カメラを止めるな!
公開が始まると大きな話題となり、一大ブームを巻き起こしたことも記憶に新しい。正直この作品には完全に1杯食わされた。何ともチープなB級(C級?)ゾンビ映画のように始まるが、中盤で一転して全く異なる物語に。そして最後には感動すら巻き起こす画期的な映画となった。お見事である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/51d08b59ff66298fa38dc71873919a0d.jpg)
5位 シェイプ・オブ・ウォーター
昨年のアカデミー作品賞を受賞した作品。第二次世界大戦時の独特な世界観、映画全編を覆う何とも言えない暗さの中で展開される、一見B級ゲテモノ映画のような作品だが、実は種族を超えた何とも美しい愛の映画であり、差別問題をも表している点でアカデミー委員にも響いたのだろう。主演女優もおばさんなのだが、妙に魅力的な女性に見えてくるから愛の力は凄い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b8/f51e218986a5fbab0afbda7cbca0af5a.jpg)
6位 ミッション・インャVブル フォール・アウト
お馴染みトム・クルーズのMIシリーズ第6弾だが、個人的にはシリーズ最高傑作ではないか感じたほど良い出来映えであったように思う。今までのシリーズでも毎回派手なアクションシーンはあったが、今回は特にアクションだけでは無く、物語展開の中でのバランスがとても良く、全体的に引き締まった骨太な作品であったと感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/97/5a4643d9419f94f6e542dd188b8e3e69.jpg)
7位 レディー・プレイヤーワン
久々に往年のスピルバーグ監督らしいSF作品が帰ってきたと感じた作品。荒廃した未来都市を背景に、バーチャルなゲーム世界に夢を求める若者たちを描き、まさに時代のトレンドを上手く取り入れながらもゲーム世界の中で、アキラ、ガンダム、ゴジラ、キティーちゃんなども登場し、Back to the Futureのデロリアンなど、マニアも喜ぶ懐かしいものがたくさん登場する贅沢な作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/da/35afafa3b06819fd0b136fc444db5e08.jpg)
8位 恋は雨上がりのように
大泉洋、小松菜奈の共演による漫画が原作の作品。僕の大好きな小松菜奈主演ということで元々注目していた作品だが、漫画のイメージを見事に実写で忠実に再現しており、また一見軽そうなラブコメかと思いや、意外にも骨太なドラマが展開され、いい意味で裏切られた良い邦画であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/96/825d581a66f390c3a615938e2a4105f2.jpg)
9位 50回目のファーストキス
アダム・サンドラーとドリュー・バリモア主演で話題となった同名ハリウッド映画を、あのコメディー映画の鬼才、福田雄一監督がリメイク。山田孝之、長澤まさみが共演し、福田監督作品常連の佐藤二朗、ムロツヨシ、大賀も出演。1日で記憶が書きかえられてしまうという短期記憶喪失障害という病気を持つヒロインに恋をしてしまう男のラブストーリーだが、この感動的なテーマの中にも福田監督流の、思わず腹を抱えて笑ってしまう爆笑ネタも満載で、不思議な空気感が魅力となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/5b/461af9b6493386a16b8fc31f8d9681f1.jpg)
10位 アベンジャーズ・インフィニティーウォー
アベンジャーズシリーズ第三弾。兎に角、これでもか!というくらいふんだんにアクションが盛り込まれており、マーベルならではのスケール感とアクションシーンは圧巻。マーベルヒーローの殆どがラストで消滅してしまう衝撃のエンディングとなったが、今年4月に公開となる第4弾完結編、『アベンジャーズ エンドゲーム』では最終的にどうなってしまうのかが楽しみである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/56/49f14b8bd62a0c71f70c49fd4e9769e2.jpg)
残念ながら5には届かず、4評価になった作品の中にも幾つか魅力的な映画があったが、全般的に昨年も豊作だったのではないかと思う。今年2019年最大の注目は、いよいよスターウォーズサガ完結編となるエピソード9が年末公開となるが、待ちきれない。また、ジェームズ・キャメロン監督が新たに日本の漫画が原作となる『アリータ:バトル・エンジェル』、そしてクライマックスを迎える『アベンジャーズ エンドゲーム』、ティム・バートン新作の『ダンボ』などの大作公開が目白押しで、何とも豪華な一年になりそうである。