ここはアジアであって、アメリカ的でもある国だ。国民は中華系を中心として、マレー系とインド系民族から構成されている。その意味では見た目にはアジア人なので日本人にとても親近感があり安心出来るのだが、公用語は英語でアメリカ的でもある。この意味で僕にとっては最高に居心地の良い国である。
まずはシンガメ[ルの完成された美しさには圧唐ウれてしまう。それはまずシンガメ[ルに入国する前から始まる。今回はインド-シンガメ[ル間の往復で久しぶりにシンガメ[ル航空に乗ったが、シンガメ[ル航空も世界で最も評価の高い航空会社である。その徹底したサービスクオリティーはまさにシンガメ[ルそのものを象徴しているのだ。良く見るとキャビンアテンダント自体のレベルはかなり個人差があるが、あの有名なスリットの入った美しい制服は人気が高く、リゾート気分を盛り上げてくれ、既に機内からシンガメ[ルへの期待感が膨らむのだ。
シンガメ[ル航空のビジネスクラスは特に素晴らしい。一人一人個室のようになっており、他の航空会社ならファーストクラス以上のレベルだ。
そしてシンガメ[ルの玄関であるチャンギ国際空港は間違いなく世界最高の空港である。広さ等は中国などに敵わないが、装飾の美しさ、センスの良さ、ゆとりを持ったレイアウト/デザイン、サービスレベルの高さ等のどれをとっても世界トップクラスなのである。現在第3ターミナルまであるが、中でもまだ新しい第3ターミナルの美しさは圧巻である。中国の空港に見られる”チープさ”がその作りやデザインからは全く見られない。世界中の一流ブランド店も空港内に軒を連ねており、ショッピングにも事欠かないが、さらに空港内を流れる音楽や香までもが完璧に演出されているのだ。まさにシンガメ[ル入国への期待を高めるには最高のセッティングであり、空港だけでも一日中楽しめる。
空港から一歩外に出ると、トロピカルな花や木々が目の前に広がる。特に空港から市内への道は素晴らしい。花々や木々は道の両側に美しくレイアウトされており、まさに国そのものがアミューズメントパークかのように完璧にメンテされているのだ。そして熱帯地域独特な暑さとトロピカルな香がいかにもシンガメ[ルであり、ワクワク感が一気に高まる。
今回ホテルは、市内にあるマリーナ・マンダリンホテルに宿泊した。このホテルは実は初めて泊まるが、シンガメ[ルの多くのホテルで特徴的なロビー内が吹き抜けになっており、豪華な作りである。ホテル内には小鳥のさえずりが流れており、ピアノの演奏との見事なアンサンブルが演出されている。またやはりここでも香が重要な要素。どこからとも無くトロピカルな良い匂いがホテル内に漂っており、まさに五感を刺激する。
シンガメ[ルではあのF1も3年前から開催されており、人気を博している。そして今年ついに大型カジノが完成。特にカジノホテルは3棟そびえ立つホテルの上に、”SkyPark”と呼ばれる空中庭園が屋上に有り、斬新な設計に仕上がっている。
シンガメ[ルは小さい国なので、長く住むと飽きると良く言われているが、出張で訪れる、或いはある程度の長期滞在には最高の場所である。アジアの最も洗練された美しい形がここでは完成されており、アメリカの快適、欧州の洗練、そしてアジアならではの美しさと品格が見事に調和されている。アメリカ好きな僕にはまさに”アメリカとアジアのいいとこ取り”を実現している国であり、とっても居心地が良い国である。
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