昔Guess?がまだ日本で無名だった頃、
青山にGuessジーンズ専門ショップなどがあり良く通っていたが、
他にも多くの高級ジーンズなどを買っていた。
最近ではアバクロやHollisterなどの安いジーンズを愛用しているが、
Hollisterは安いもののとてもスタイルが気に入っており、
特にストレートタイプのBoomer, Balboaモデルが大好きで、
それぞれ2本ずつをはきまわしている。
そして、今回国産ジーンズ発祥の地として全国的にも有名な
倉敷市の児島を訪れた。児島は倉敷、岡山から
それぞれ電車で30分ほどの瀬戸大橋の麓にあるエリア。
江戸時代に綿作りから端を発し、1960年代に国産ジーンズ
1号店がここ児島に誕生したのだ。
まさにジーンズファンには有名な、ジーンズの聖地なのである。
児島駅付近には、“児島ジーンズストリート”と呼ばれる
約10のジーンズブランドショップなどが点在するエリアがある。
このジーンズの聖地の町おこしゆるキャラとして、
“じーぱんだ”というジーンズの形をしたパンダキャラも生まれ、
各ジーンズ店にグッズをおいて、一体感を作り出して盛り上げている。
ジーンズストリートには、有名人も愛用している“桃太郎ジーンズ”
の本店もあり、多くのジーンズ好きが訪れる人気店となっている。
2本のストライプがャPット入ったデザインが特徴的だ。
ジーンズストリートから少し離れたところに、
日本初のレディースジーンズブランドとして1970年に
創業したベティスミスの工場/ショップエリアがある。
ここにはジーンズミュージアムや実際のジーンズ工場、
そしてアウトレットショップなどが点在する、
まさに『ベティスミス村』。
ミュージアムの入り口には、ベティちゃんが出迎えてくれる。
2階では、オリジナルオーダージーンズが作れるコーナーもある(要予約)。
ジーンズのタイプ、ステッチの色、ボタンのデザイン/形状等、
全てカスタマイズ出来る自分だけの“マイジーンズ”が
作れるのは大きな魅力だ。
周辺のアパートの壁にもベティスミスの絵が。
ここは社宅なのだろうか?
アウトレットショップは大人気で、多くの観光客で賑わっていた。
実際、児島のジーンズはどのブランドも結構高いが(2万円前後)、
ここはアウトレットなので安めなのも人気の秘密。
ここでとてもカッコいいジーンズを見つけたので試着してみたが、
ストレッチ感のあるデニム素材、色落ち具合と、
全体のシルエットとャPットのデザインなどどれもすっかり気に入り、
更には履き心地/フィット感がまた最高にしっくりきたので
思わず購入。同じデザインの綿パンもあり、こちらも金曜日の
カジュアルフライデーや週末に使えそうだったので購入した。
倉敷同様、これまた念願であったジーンズの聖地、
児島を訪れることが出来たのは、とても楽しい経験となった。
やはり、日本にはまだまだ魅力的な場所も多く、
またこの児島ジーンズのように、町おこしを頑張っている産業も
あることは不景気の中でとても勇気付けられる。
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