blue deco design lab

刺激的なハイパーアニメ、『REDLINE』!

アメリカ出張帰りのJAL機内でアニメ映画『REDLINE』を観た。
これは、制作期間7年、作画枚数10万枚。
マッドハウス制作、石井克人原作・脚本、
監督小池健が挑んだ傑作ハイパーアニメ。



あの映画『キルビル』の劇中アニメや、
『アニマトリックスワールドレコード』を担当したことで、
世界的にも有名になった制作チーム。
2010年秋に劇場公開され、若者を中心に大ヒット。
CGが全盛のこの時代に、荒々しい手書きのタッチが
作り上げる刺激的なアニメ作品となっている。

声優陣も木村拓哉、蒼井優、浅野忠信など、豪華な顔ぶれで
公開前から話題となっていた。

今までに観たことがないような斬新な映像。
スピード感も半端ではない。そして、その独特な世界観。
久しぶりに“やられた!”という感じだ。



まずストーリーはこうだ。
勝利のために武器搭載も許されるカーレース『REDLINE』。
巨大なリーゼントでクールに決めるものの超シャイな純情男、
JPは武器を持たず速さだけで勝つことに拘っていた。
相棒のフリスビーはJPの夢を知りつつも八百長レースの
ために爆弾を仕鰍ッ、敗退させなければならなかったが、
それでもJPは走り続ける。そんな中、出場棄権が続出した
史上最悪のロボーワールドが開催地に決定された。



レースはスターウォーズ・エピソードIの
ャbドレースさながらの、強烈なスピード感で幕をあける。
スターウォーズと宇宙戦艦ヤマトとガンダムを、
足して3で割ったような近未来都市が舞台。
何とも言えない、無国籍で独特な世界観は見事である。



そして、登場するキャラクターはみな魅力的。
強烈なリーゼントが特徴的な主人公の
JP(ジョシュア・パンクヘッド)はルックスに似合わず
とてもシャイで優しい性格。愛車は改造トランザム20000。



そして魅力的なヒロインのソノシー・マクラーレンは
胸が大きい美人レーサー。
車が大好きで、これまでには男性にも目をくれず、
レース一筋の強い女性。
愛車“クラブソノシー”で快走する。



実はソノシーはJPの初恋相手。レースを通して、
2人の恋の行方はどうなるのかも見どころである。



JPの幼馴染みのフリスビーもインパクトあるキャラだが、
レースに登場するライバルたちもみな魅力的だ。

そして、この映画で特に注目なのは、“音楽”。
映画と見事にマッチしたその斬新且つダイナミックな
音楽はとにかくカッコいいの一言に尽きる。
ハイスピードアクションが畳み鰍ッるシーンを
一層盛り上げてくれるのだ。



それにしても、こんな刺激的なアニメを観たのは
初めてである。日本のカルト系アニメとして、
海外でも恐らく大人気になりそうな作品である。

すっかりハマってしまった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「漫画/アニメ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事