タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

天才日記

2005-05-05 | ビデオ 洋画
   ムッソリーニの国で ヒットラーを描き フランコを誉めた

誰の言葉だったか「体制に迎合する芸術は芸術ではない」
とすれば、世界一タチの悪い絵描きのように言われてもせんかたなく   
サルヴァドール・ダリ(1904-1989) 1/3くらいの人生が描かれている

『ダリ 天才日記』(1990) イタリア・スペイン合作
 監督 アントニー・リバス
ダリ ロレンツォ・クイン
ガラ サラ・ダグラス


映画公開当時 何かの映画祭で賞をとったらしいのだが、キネ旬(決算特別号)にも作品紹介がされておらず、
同年公開の『ゴッホ』のほうが話題になっている。

ダリの顔を思い浮かべる時 大泉晃を思い出すので、
ダリ役の俳優は「若くてやせたナマズ」(なすび って芸人)みたいでちょっと違うよなあ・・と思いつつ、
そこそこ楽しめました。

同郷で同業者のミロがひどい悪口をいうほど サイテーのニンゲンではなさそうな描かれ方なのは
彼の母国が制作だからかしら

 「グレタ・ガルボ」みたいな有名人になりたい ってセリフがあるけど
そういう「強度な目立ちたがり屋」程度のレヴェルじゃないかと

同郷の友人 映画監督ルイス・ブニュエル との映画「アンダルシアの犬」 ちょっとすごそうですよ。見たこと無いけど。
劇中映画として上映されてる
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2 コメント

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 (ろ~ず )
2005-05-07 00:41:48
アンダルシアの犬、学生時代に劇場で見ましたよ。

劇場っていっても、歌舞伎町の狭い階段を上がると、確かビニール袋渡されて靴ぬいで見る所だったの。100人も入らない所じゃないかなあ。

目をかみそりがね、そこんとこは目に手を当てて指の隙間から見たなあ。

近所のレンタルビデオ屋さんにあったんで驚いてしまった。
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さすがっ! (タネ)
2005-05-07 08:12:49
それそれっ

 目のカミソリは劇中劇でぼんやりとしか写ってないけどうげっ~~ 

東京でもあったのか 靴脱ぐところ

小学生のころまでは2階席が畳だったよ 実家の近くの映画館
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