タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

真実を照らし出せ

2016-09-03 | ビデオ 洋画
「スポットライト 世紀のスクープ」

日本人の宗教や信仰へのいい加減さ(寛容さ)に、これはこれでいいか、と思う。
これまで日本でもカルト教団では、同様のことが高確率で起こっている。

貧しい者や苦しんでいる者への救済や癒しを与えられるはずの宗教、その使い(神父)が、
信用されている立場を利用し、教会という場所に疑いを持たないどころか心酔している子供への暴力。
それを隠してきた教会本部?
教会も階級社会で、組織とその上層部は各方面に権威が示せ、不都合なことを探ろうとするものへの制裁に黙秘させ、被害の実態を見えないことにしてしまう。

真実のために執拗に取材をする粘っこい感じのマーク・ラファロ
良いです。

西洋では「赤ずきんちゃん」や「マザーグース」なんかで、子供たちに警戒せよと教えているんだろう。
「外には子供を騙る悪いやつがいる」と教えている。
日本は「親切にすると やがてお礼がもらえる」的な話が多い、おめでたい。けど、日本でもこだんだん別の寓話が必要になるんだろうと思うと、
残念だね。




監督トム・マッカーシー

キャスト
マーク・ラファロ マイク・レゼンデス
マイケル・キートン ウォルター・“ロビー”・ロビンソン
レイチェル・マクアダム スサーシャ・ファイファー
リーブ・シュレイバー マーティ・バロン
ジョン・スラッテリー ベン・ブラッドリー・Jr.

原題
Spotlight

製作年
2015年

製作国
アメリカ

新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を、「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督が映画化し、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ。2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した。第87回アカデミー賞受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活を遂げたマイケル・キートンほか、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが共演。

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