役者の無駄使い

来る　It Comes

「来る」
ホラー（オカルト？）映画。
ホラーはその理由がないのがすごくイヤ。しかもあまり怖くない。

怪談は「恨み　辛み」が根源にあるのに対し、ホラーやオカルトって訳もなく「襲い掛かって来る」から
どーにもならない。


原作　 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」

たぶん、映画化に際し豪華な役者を揃えてしまったせいで、
それぞれが達者で、優れた演技力のせいで、
そこどこに見所ができてしまい、「何がテーマ？」「どこが山場？」
ストーリーが散漫になってしまったのではと思う。


妻夫木のチャラ夫
暗い生い立ちの妻　黒木
霊能者の姉妹　松たか子　小松
主人公らしい　岡田准一



日本中の厄払い（悪霊払い）が集結。

こんな豪華な役者など揃えず、Ｂ級に仕上げても良かったのではと思う。
「女優霊」なんてとても怖くて、見応えがあった。





監督 中島哲也
脚本 中島哲也
岩井秀人
門間宣裕
製作 川村元気（企画・プロデュース）
西野智也
兼平真樹
佐藤満（制作プロデューサー）
製作総指揮 山内章弘

出演者
岡田准一
黒木華
小松菜奈
青木崇高
柴田理恵
太賀
志田愛珠
蜷川みほ
伊集院光
石田えり
松たか子
妻夫木聡


撮影 岡村良憲
編集 小池義幸
制作会社 東宝映画
ギークサイト
製作会社 「来る」製作委員会
配給 東宝