ホントはイヤ

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原作も読みながら「こういう話はイヤ」。
だから話題になっても映画は見なくていいやと思っていた。
気分が塞ぐだけだから、でも・・・貸してくれた友人がいたので、
タダだったらとイヤイヤ見た。

やっぱり「イヤ」

子どもゆえの愚かさがこんなこともしでかしてしまえる現代はナンなんだ。

教師は大変だ。

アキハバラ事件の時に思った、「こいつが殺したかったのは、派遣制度をよしとした企業の経営者や政治家、あるいはこんな自分を産んだ親なんじゃないか」

病気でもないけりゃ、思いつきで目立ちたいだけで人を殺めたりしない。
日曜の歩行者天国で休日を楽しんでいる人や、バイトを殺めても彼の思いは遂げやしない。

愚かだ。
ニンゲンは２5年も生きてきて、こんな愚かなのか、文部省は何をやっている、
官僚も政治家も、自分の子どもが中高一貫の進学校に入って、上級試験、上場企業　　エネルギー会社、外郭団体とかとか入って、
　それで、他はどうでもいいと思っているに違いない。
身内以外の国民などはマジメに納税してくれたらそれで良いのだろう。

こんな幼稚で愚かな25歳もいる国だ、この映画はR３０くらいに制限したほうが良いのじゃないか。

子どもたちを演じたのは何歳か知らないけど、がんばって仕事している。

木村佳乃が演じる母親が見事
少年Aの学者の母親、こういう母親がじわじわと微増しているんだろうなと、気持ちが暗くなる。

身近に国立の歯学部を出て、仕事を辞めて専業主婦＆母親をやっていたけど、出産数年後、
母親も妻も辞退した知人がいる（離婚の際に親権を放棄）
彼女の養育の様子を知っていたので、辞めてくれてよかったと真剣に思った。


松たか子 （森口悠子）
岡田将生 （寺田良輝）
木村佳乃 （直樹の母）
高橋努
井之脇海
田中雄土
西井幸人
能年玲奈
橋本愛 （北原美月）
三吉彩花
山田諒
山谷花純