正月は見ない方が良いかと

「死刑にいたる病」

新しい年の初めに見るような作品じゃない。
近隣の気のいいパン屋さんのご主人　阿部サダヲ、店にくるお客さんに対象を見つけ（大抵10代後半　まじめな高校生）
計画的に親しくなって、やがて残虐な方法で・・・

サイコパスな犯人なので、若くして殺される被害者に1ミリの同情も罪悪感もない。
「支配した相手への加虐」とてもコワイコワイ。

エンディングは残酷さよりも背中がぞぞぞっって怖さ。


岡田健史、岩田剛典、イケメンを暗く不気味にしてある。
特に岩田は最近、ふがいない男、暗い過去の身なりの怪しい男などをワザと引き受けてるのかと思うほど、
女子が❤キャーという役はやってない。

何度も言うけど、明けましておめでたい正月は辞めとけ。
アニメ映画「シング」とか、ドラマ「三屋清左衛門　残日録」などをおススメする(笑)


監督 白石和彌
脚本 高田亮
原作 櫛木理宇
製作 深瀬和美
永井拓郎
堀慎太郎

出演者
阿部サダヲ
岡田健史
岩田剛典
宮崎優
鈴木卓爾
佐藤玲
赤ペン瀧川
大下ヒロト
吉澤健
音尾琢真
中山美穂
音楽 大間々昂
撮影 池田直矢
編集 加藤ひとみ
制作会社 RIKIプロジェクト
製作会社 映画「死刑にいたる病」製作委員会