タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

漢字も横文字も一杯 

2008-09-02 | 
チーム・バチスタの栄光 (宝島社)   
海堂 尊 (著)


高学歴、インテリ職が書いた娯楽本(エンタメ)の最大の欠点は
「書き込みすぎ」「これでもかのしつこすぎるレトリック」
にあると思う。


医師で小説も書く、その題材が己の職場。
ほりゃ書きたいことは山ほどあろうと思うけど。

役人白鳥が出てきたあたりから、一瞬「インザプール」の伊良部が思い浮かんだけど、もっとインテリ臭が満ちていた。


友達から借りっぱなしになっていた本。
映画がすでにDVDレンタルになっている、早く読まないと、先に読んだ友人がうっかり「犯人の名」を言うとも限らない。

まあ、そこそこ楽しめました。
一番驚いたのは知識としてあったけど
心臓肥大
 肥大したんなら肥大した部分切ってしまえ、と思いついた医師
それを実行したらウマイこと言ってしまって現在に至っていること。

( ̄。 ̄)~゜゜ま、そんなことでしたの・・・って感じ。



参考
(バチスタ手術とは)
学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。一般的には、正式名称より創始者R・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。
拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。(本書より)


それ以上に驚いたのは役人白鳥の役職名ですよ。

医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長

(;-_-) =3 フゥ

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