兜は西島さんで

ＡＸ　著伊坂幸太郎

短編の３作に残り２編をくっつけて１冊に、恐妻家の殺し屋兜のお話。
家族が絡んでくると「人情」がらみで、恐妻家というくらいだから家庭を第一に考えている奴なわけで、
そんな人が殺し屋をやっていくのは無理だろうと推測できて、
結果ですね、
泣くわけですよ。

角川のサイトでファンと作者のＱ＆Ａがありました。
作者が著書について詳細を語ることはないだろうと思っていたけど、
のらくらと具体的なことはほとんど語ってなくて（予想通りで）ここは読んでも読まなくても、どっちでも。
本編のことは全然語ってません（笑


これが映画化されたら、兜は西島秀俊がいいかなあ、でも妻は渡辺直美は辞めて欲しい、ちょっと違う話になってしまう。
ま、映画化あると思うな。