タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

魅惑的な題  題だけ

2005-04-21 | ビデオ 洋画
『アドルフの画集」

監督・脚本  メノ・メイエス
出演
ジョン・キューザック
ノア・テイラー(貧しい小室テツヤみたい)
リーリー・ソビエスキー


1918年、第一次世界大戦後
裕福なユダヤ人の家庭で育った画商マックス・ロスマン。戦場で右腕を失った(ジョン・キューザック)
元軍人で画家を目指すひとりの青年アドルフ・ヒトラー。生活の苦しい彼は、持ち前の弁舌を買われ、陸軍将校の代理で反ユダヤの演説を行う。(持ち前の弁舌って どこで? いまいち不明)


画家になりたかったヒットラーに画家としての才能を認めなかった画商がユダヤ人だった、絵の具代を貸してくれなかった金貸しがユダヤ人だった、からあのような大虐殺を行った、等々いろいろ流布されているけれど、映画で見る限り。性格の振幅にバラつきが大きく不安定な人柄のようだ。
ただすごくマジメで偏屈で思想が狭小単純に描かれている。
本人に政治的理念とか アーリア人帝国支配の大それた野望を持ってるようには思えない
勝手に祭り上げられた感がある。新興宗教の教祖みたい
映画の中の演説がさほど民衆を熱狂させるようなものには思えないけれど・・・

題ほど魅惑的な作品ではない   きっぱり



学生のころふと見たTVの演説で聞き惚れてしまったことがある。その演説内容を支持、賛同する、しないではなく、話術そのもの、声の強弱 話す立ち振る舞いに、聞き込んでしまった。
TVのドキュメンタリーでの「田中角栄」だった。
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