タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

あおいちゃんも怒っている!

2009-03-04 | ビデオ 邦画
闇の子供たち - goo 映画

世界の良識や良心に問うような作品に、人気スターを使うのはとてもいいことだと素直に思う。

宮崎あおいちゃんの笑顔や、ステキな妻夫木聡を見にきたつもりで、
腰が抜けそうに恐ろしく、それ以上に悲しい気持ちや後味悪くなってしまっても、
こういう事実と(事実じゃないと言っている方面もあるそうだけど)似たようなことが行われている事実を知るのは、きっとすごくいいことだ。

事実、貧しい国には、腎臓を片方取られている子どもが(大人も)たくさんいると新聞で読んだことがある。
大人は納得づくで、子どもは知らない間に。

その腎臓で健康を取り戻した日本人がたくさんいるという事実。
対価が払われているんだからいいじゃないか、という納得。

命や臓器に正当な対価などありはしない。



タイでの公開ができないでいるそうだけど(観光事業&外貨獲得に支障をきたすという理由らしい)、
子どもたちがこんな目に遭ってるのは、供給されるからじゃなくて、需要があるからだ。
需要はヨーロッパや日本からなんだから、まずこっちで公開するのが本筋だろうと思う。



ラストのほうで、メラメラと怒っている宮崎あおい
江口の身に起きていたことで困惑する妻夫木と同僚豊原
豊原(時効警察以後から、彼を見るとトホホなことをやらかすんじゃないかと、すごく警戒している自分(笑)スキな俳優だったのに・・・(-_-;)


阪本順治の映画は今のところ8:2でいい映画を作っていると思う(笑)
お勧めはね(あ、大きなお世話?(^◇^)
ぼくんち(2003)
KT(2002)
顔(2000)
トカレフ(1994)
王手(1991)
どついたるねん(1989)


監督・脚本 : 阪本順治
原作 : 梁石日
出演 : 江口洋介 、 宮崎あおい 、 妻夫木聡 、 佐藤浩市 、 鈴木砂羽

主題歌 : 桑田圭祐・・・・・・・・・この歌ってどうよ 
ワタシは何だかなあ・・・ですわ。

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