サワディー・クラップ
去年の今頃、タイは約2ヶ月の「国内感染者ゼロ」が続いていました。それにより旅行業も再開可能か?と微かな希望を持っていました。
しかし、現実は?
2021年1月には旅行者の制限の緩和などが噂されていたのは何だったのか?様々な施策を検討しながらも結果的には負のスパイラルに突入していった。
空路の規制を厳しくして海外からの感染をしていても、陸路の管理が杜撰なため密入国、不法入国、賄賂入国などは止まらなかった。
それに拍車をかけたのが隣国ミャンマーのクーデター。タイの西側はミャンマーと接している。数カ所の国境はあるけれど、密入国しようと思えば手段方法はいくらでもある。ミャンマーの国情を考えると逃げ出したい気持ちは解らないでもない。
タイの大手工場では工員不足なためミャンマーやカンボジアから人材を調達している。その入国に関するチェック機能も甘かったのだろう。今でもその甘さは続いてる。小さな火種が大火を生んでしまったのだ。
去年の今頃は「あと少しの我慢で・・・」と微かな希望を持っていたが、それも儚い夢と消え、しかもあと1年は覚悟しなければならない?個別に営業努力して解決できる問題ではない。旅行業に限らず規制を受けている飲食業やマッサージ店など、再開を夢見て家賃や従業員に給与を払いながら耐えている経営者は星の数ほどいる。
閉業してしまえば簡単なことなのだが、スタッフの事を考えると簡単には閉業の決断は出来ない。自問自答の日々はまだまだ続きそうだ。
今、これを書いていてもまとまりのない内容。そんな自分自身に苛立つから記事も書かなくなっていく。それで良いとは思っていないのだが・・・