GW最中に保護された兄弟です。
この子達を保護したのは、重度の障害をお持ちの家族を介護している方です。
たったお一人で寝たきりの家族の介護さえ大変だというのに、
玄関前に捨てられていたこの子達を暖かい部屋に上げ、粉ミルクと哺乳瓶を購入し何とか元気になって欲しいと考え、お世話をしようとしたそうです。
ですが、自分のしてあげられる事には限界があると思ったのでしょうか(多分ですが)
私に連絡が来ました。
一度保護をお断りしたものの、要介護状態の家族の面倒を見ながら離乳していない子猫のお世話は到底無理だと思いなおし、夜遅くに聞いた住所まで子猫を迎えに行きました。
眼やにで目が開かなくなっているのに、ミャ―ミャ―と母猫を探し鳴いていました。
家に帰るとすぐにお湯で目やにをふやかして清潔なタオルで拭いてあげ、ミルクをシリンジでお腹がパンパンになるまで飲ませました。
幸い猫風邪はあっという間に治りとても元気になりました。
生後50日程でしょうか。
女の子と男の子の甘ったれさん達です。