猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

保護かTNRか

2010年08月19日 | Weblog
春から秋にかけては沢山の子猫が出現します。 
今どこのボランティアさんも大変な思いで活動されています。

目の開いていない乳飲み子、離乳期の子、それより少し大きい子達。

それぞれお腹を満たせばいいわけではなく、

その時期にあった育て方

その時期に多い疾患への対応や体調管理

子猫を保護し里親さんに迎えてもらうまでには沢山のミルク、フードや砂、医療費がかさみます。

これに加えてTNR活動も並行してやっていかねばなりませんが、なにしろ体がついてきません。

子猫の世話に追われている間にも、どこかで野良猫さん達は次々と子猫を産んでいます。

忙しさと資金面からもTNRが思うようにできていない自分との葛藤で、最近悩んでいます。



野良猫や捨て猫を減らしたい


しかし想像以上に、



無責任な餌やり・未去勢の飼い猫を中外飼いにしてる人・猫を捨てる人


が多いのが現実です。

子猫を保護し、里親さんに迎えてもらうまでの時間と労力を考えると、TNRと啓蒙に力を入れる方がよほど効率がいいのではないか・・・

いや、効率の問題ではない事はわかっています。

手を差し伸べなければ死んでしまうような小さな猫が目の前にいたら、保護するに決まってます。

でも、これでいいのか・・これでいいのか・・

野良猫を減らすなんて、夢物語じゃないのかと最近思ってしまうのです。

わずかな猫ボランティアさんだけでは不幸な猫を減らす事は難しいです。

皆様の中で少しだけでも猫のために何かをと、行動するお気持ちのある方、

是非近くで活動しているボランティアさんに声をかけてみて下さい。