猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

猫の未来を思う気持ち。

2011年01月20日 | Weblog
相談案件として一番多いのが、餌をあげている猫が子供を産んでしまったので

引き取って欲しい&里親探しをしたい。

・・・・・・・


「里親探しの協力はしますが、引き取りはできません。

今、あなたが餌をあげている猫達全ての不妊・去勢手術をして下さる事

今後の餌のやり方について近隣迷惑の出ない方法をとる事

子猫を自宅に入れて保護し、里親さがしが出来るようケアする事

これをお約束していただけなければ協力は致しかねます」



これを言うと大抵それっきり電話が掛かってこないのです。




手術?お金がかかるじゃない、じゃあ無理だわ

自宅に入れて保護する?そんな事無理よ




電話の向こうでそんな溜息が聞こえます。

結局、不幸な猫を減らしたいという根本的な事を考えず、

目の前にいる猫が増えて困った&近所から苦情が出ているので

貰い手のつきそうな子猫をなんとかすればOKなのでしょう。





里親さんを見つける事は容易い事ではありませんし、

ボランティアはあなたが増やした猫の貰い手を探す協力者ではありません。






まず、ご自分で増やしてしまった猫
(餌をあげていただけ・・・という言い逃れは通用しません)という認識を持って下さい。


あなたが早い段階で不妊・去勢していたら、

小さな命が

道路で轢かれたり

寒さに震えていたり

カラスに突かれていたり

病気で苦しいおもいをしていたり

そんな子はずーっと前からいないのです。

あなたがもっと早く手術をしていたら

不幸な猫が産まれずに済んだのです。

産まれると思わなかった・・・は、なしです。

抜糸のいらない手術をして下さる良心的な代金で出来る病院をご紹介します

手術の為の捕獲のアドバイス等をいたします






そして、親猫のいる子猫をどんどん保護し里親さがしをする人がいますが

これもどうなのでしょう。

親猫からまだ親離れしていない子猫を離してしまった場合

親猫はすぐに発情→妊娠してしまいます。

普通は生後5ヶ月位になるまで母猫は子供達と一緒に暮らし

子供達が親離れした後に、次の出産に向け発情します。

では、子猫だけ保護しつづけた場合、母猫は一体どうなるでしょうか

一年間に3~4回は妊娠出産を繰り返します。

子猫がいなくなれば、発情し次の妊娠出産をするのです。

これでは、いつまで経っても猫は減りませんし、

逆を言えば、妊娠出産を促しているようなものです。

母猫にとってはとても過酷な事、それが本能でも。

親猫の不妊手術ありきで子猫の保護をして下さい。

母猫のいる子猫を保護した場合には母猫の手術をするという意志と手段をとってください。

あなたが外で生きる猫の未来を思う気持ちがあるのなら、

増えないようにして下さいませんか。




だいふく改めオセロ君の近況

2011年01月20日 | Weblog
 先週末に我が家を巣立っただいふく君

新しい名前はオセロ君になりました。

お届け2日後には、新しいパパママにとーっても可愛がってもらって幸せそうです。

我が家では見せなかったこんな姿を披露しています





やっぱり、こういうキャラだったのね・・・

なんとなくは分かっていたんですが、やっぱり里親さんの愛情と環境は猫を変えます。

Mさんありがとうございます^^






昨年巣立った三毛猫かなちゃん

最初の近況写真をいただいて大分経ってしまいましたが

こちらもほんわかしたお写真ありがとうございます!






うにちゃんという美味しそうなお名前をつけてもらいました^^