猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

リリさようなら。

2011年03月14日 | Weblog
大地震が来る前の日、リリがお空に帰りました。







すでにお骨になって飼い主宅にいます。



17歳のおばあちゃん犬は、最後の最後まで飼い主に面倒を掛けずに逝ってしまいました。



長い事散歩に連れて行ってもらえずにいたリリ
暑い夏も凍える冬も、じっと耐えていたリリ





最後の3年弱、夕方の散歩に行くとしっぽをバタバタと振って私の足音を喜んで迎えてくれました。公園を3箇所周ってのコースが日課。
公園のベンチでは決まってささみのおやつを欲しがり、何度もおねだりするリリ。







暑い夏にはきっと初めてであろうシャンプーをしたら嫌がって・・・
雨の日のお散歩は身体が濡れるからレインコートを着せてあげると、これも嫌がって・・
でも、寒い冬にあったかいモーフを小屋に入れてあげると喜んでくれました。




リリは若い時に何度かお産をしたらしく、見事に垂れさがったお乳をぶらぶらさせながら歩きました。
垂れたお乳を後ろ脚で掻いているのが気になり手を当ててみると、硬いしこりがあちこちに広がっていました。
手術をして切除すべきか、このまま見守るか、、、
高齢でフィラリア持ちのリリが手術に耐えられる身体ではないと思いそのままにする事に決めました。
そんな事は関係ないとばかり、リリはとてもはつらつとして、大好きなおやつを持って迎えに行く私を歓迎してくれました。



リリはもう17歳
いつ、どうなってもと、覚悟をしていましたので、悲しい気持ちはありません。
リリは最後まで苦しまず、すーっと逝ったと聞いて安堵しました。
与えられた命を全うしたのよねリリ。
そして、一番の救いは、ご飯をくれる飼い主の事がリリなりに好きだった事。


リリ、さようなら。