花ちゃんの巣立ち

小さなお姫様は、預りＯさん宅で・・・

天真爛漫、我が儘いっぱい育ちましたとさ。。。

花が巣立ちました。




会社帰りにふと視線を落とした所に力なく座っていた茶白の女の子。

通り過ぎた時に気がつき、車をバックして拾いあげました。

家について、ここは安全な場所だと思ってくれのか

張り詰めた糸が緩んだのでしょう、

丸一日、昏昏と眠り続けました。





やっと目を覚まし、缶詰をお皿に入れてあげると

食べ方を知らないようで、お皿をカツカツとかじっています。

おちびさん、お皿を食べるんじゃなくて、

上に乗っているご飯をたべるんだよ。



食べたことのないご馳走を夢中で口に運びます。

今まで、一体何を食べていたのだろう。

お母さんのおっぱいと、お母さんが持ってくる何かだけで命を繋いでいたんだね。

１ヶ月半位の大きさでしたが、ガリガリに痩せ細った身体。

休息と栄養と愛情、Ｏさん宅で様子を見てもらう事になりました。





預り担当Ｏさん宅に猫さんはいません。

花ちゃんと名前を付けてもらい、それはそれは可愛がってもらいました。


（↑お手製の制作途中キャットハウスのチェック）


幼い月日を兄弟同士や他猫と育っていないせいか・・・・

少し社会性に欠けるかもしれません。

箱入り娘状態、爆走お姫様の花。

もしかして・・自分を猫だと思っていないかも知れません・・・

でも、花ちゃんは世界でひとつだけの花ちゃんです。



里親様は花ちゃんをと、花ちゃんだけに会いに来てくれたのでした。






里親さん宅では


キャリーから出て、恐る恐る探検中の花。



窓から見える景色に夢中の花。



Ｏさんお手製のキャットハウス越しに遊ぶ花。



里親さんは、新しいタワーや、ピンクのベットや、可愛い首輪をご用意して、花ちゃんを迎えてくれました。



今年6月に亡くなった、先代チャコちゃん。

チャコちゃんも花ちゃんと同じような性格の持ち主だったそうで

花ちゃんをお願いするにあたり、私達の不安は何もありません＾＾



これからも、花ちゃんらしく、沢山甘えて我が儘言っていいのよ。

お名前も、そのまま花に。

Ｋ様、花を末永くよろしくお願い致します。

ご寄付をありがとうございました。