
新月で、山の日。
ライオンズゲート?
色々あるのはいい機会だからと、


お参りの為の列が・・・。
そういうものなのか、比較対象が夕方に行った東照宮と朝イチに行った二荒山神社だけなので、なんとも言えない。苦笑
並んでいる時間にゆっくり鳥居など見れたりしたので、それはそれで良い時間。

運営を応援する意味でも購買しないとと思うし、黒い狼のは調べていて気になっていたので、お受けする。
その流れで、軽く縁結びの木まで歩いたけど、こんな近いのに人影はほとんどない。
本殿から徒歩3分の場所。
本殿に戻りその先に進んで奥宮遙拝殿に行ってみる。
最初の鳥居まではきれいな道なので普通に歩ける。
誰もいないけど。
ちょっと不安になって進んで最初の鳥居、登山届を出すところにいた男性二人組みを発見。

2つ目の鳥居を過ぎていちばん大変だと書かれていた坂を登りきった辺りで、下山する白装束の男性とすれ違う。
この先はきつくないよ、と声をかけてくれ、
「法螺貝吹いてあげようか」と。
よく見るとたすき掛けにして胸に抱えていたのは、時代劇で見るような立派な法螺貝。
それを「ぶおおー」と吹いてくれました。
音程を高く、低く、吹けるというのも初見(聞)ながら、
元気づけてくれる為に吹いてくれたその心に感謝。
結果、先導してもらっていた男性二人組も聞けたから、良かったかな。
でも案内の看板を見ると、ここで目的地までまだ半分の距離。

「その先は尾根伝いに緩やかにあがったり下がったりだから」
と行っていましたが、尾根伝いという事は、道の片面はなかなかの景色。
狭い道幅、雨で濡れている道、滑ったらと思うとかなり怖い。
雨も降り始めてきて、早足になる。
屋根のある休憩所が見えてくる。
雨雲レーダーを見ると、10分くらいで止みそうだけど、35分後くらいには再び降るような予測。
雨脚が弱まったのを見て男性が発ったので、レインコートを着て後を追う。
鎖場と思われるところに到着すると、ひとり傘を持った女性が。
声をかけると先にどうぞと言われて、進む。
道がありそうだけど、鎖もある。
「そこよ」
と教えてもらったので、とりあえず登ってみる。
あれ?何もない。
いい景色だけど。せっかくなので写真を撮ってみる。

「何もないですー」
「でもみんな先に行ったわよ」
「なら登らなくても道はありそうです」そこから降りて先に進んでみる、と伝えて先行。
リン、リン、
と鈴の音がする。
熊よけの鈴というやつだろう。
慣れた足取りの男性ひとり。
先を進んでもらうのは、どこが道なのが見えて助かる。
でもペース早いのですぐに見えなくなる。
今だけの一期一会だけど、

どんどん人が登ってくる。
鈴の人が降りるのを参考に見せてもらい、あとに続く。
でもあのバックを片手に持ったまま鎖場は登れるのか?
不安になり二人で見守る。
ハンドルを腕にかけなおし、
その姿に学ばせてもらった。
見届けて帰路につく鈴の人は、あっという間に見えなくなる。
登り始めにトレッキングで走っていた人もいたけど、慣れた人は驚く程早いというのを実感する。
そう考えると登りの時に先行していた男性2名は、
帰路は、1度しか通っていない道を、
案外細かいことを覚えていた。
そしてどこを通ればいいか、
どちらの足で踏み出したらいいか分かる。
怖くて足元しか見ないようにしていた道を見渡せる。
行きと違って、ほとんど人が見えない。
その分冴えてくる。
足のリーチを生かし、
あんなに大変だった道。
ここでは、こんなこと考えていた、
歩くこと。
「道」について

色々な思いが巡り、
戻ってきた鳥居を振り返る。
自然と頭が下がる。

パワフルに教えてくれたのかも。

12:30
体験としては濃密すぎるけど、
東照宮でもそうだったけど、なんか2度めに行く時は、すごく親しみと言うか安心感を感じてしまう。
うん、優しい場所。
お土産屋さんに入ったところで、結構な雨が降り出す。
折角なので打ち上げ用のお酒を買って、レインコートを着て食事処で休憩。

13:30のバスは三峰口駅止まりなので、
スマホをいじっていて、ふと顔を上げる。

頑張ったご褒美には充分すぎるほど、美しい景色でした。
ライオンズゲート?
色々あるのはいい機会だからと、
この日に三峯神社に行こうと思っていた。
でも姪っ子たちが泊まりに来ることになったので1日延期。
土曜日は整体で思ったより捻れて固まっていた体をほぐしてもらって、
日曜日は姪っ子たちと歩いて走って笑って大声出して。
そして月曜日。
平日と同じ時間に起きて、自転車で駅まで。
いつもと逆方向の電車に乗って山へ向かう。一応化繊混ストレッチパンツを履いて、足元はPUMAのスニーカー。
アメダスによると11時からは止みそうな天気予報。
山登りは今回諦めるべき?と思っていたけど、バスが到着したタイミングで雨はちょうど止んだ。
車で来ている人も結構いて、思った以上に人が多く感じる。
でも姪っ子たちが泊まりに来ることになったので1日延期。
土曜日は整体で思ったより捻れて固まっていた体をほぐしてもらって、
日曜日は姪っ子たちと歩いて走って笑って大声出して。
そして月曜日。
平日と同じ時間に起きて、自転車で駅まで。
いつもと逆方向の電車に乗って山へ向かう。一応化繊混ストレッチパンツを履いて、足元はPUMAのスニーカー。
インナーはicebreakerで、TシャツはMUUGIのメリノウール半袖。
先日SUPヨガに行く際にmont bellで買ったキャップとサングラスに、速乾素材の長袖パーカーを用意。
虫除けスプレーに日焼け止め、AVANDもリュックに詰めて、しっかり準備した、つもり。でも、飯能過ぎたあたりから暗くなって、え?雨??
天気予報を全く見ていなかった。
日曜日で台風の影響過ぎたと思い込んでいたけど、そういえば複数発生しているのをすっかり失念。
西武秩父のコンビニでレインコートを買ってバスに乗り込む。
天気予報を全く見ていなかった。
日曜日で台風の影響過ぎたと思い込んでいたけど、そういえば複数発生しているのをすっかり失念。
西武秩父のコンビニでレインコートを買ってバスに乗り込む。
車酔いし易いという記事を見たのでInstagramライブのアーカイブを聞きながら行こうと思っていたけど、
そうね、ここは山道。
電波は不安定。
日常と異なる世界に向かっているのだった。
そうね、ここは山道。
電波は不安定。
日常と異なる世界に向かっているのだった。
アメダスによると11時からは止みそうな天気予報。
山登りは今回諦めるべき?と思っていたけど、バスが到着したタイミングで雨はちょうど止んだ。
だいたい。

車で来ている人も結構いて、思った以上に人が多く感じる。

地図を写真撮って、まずは本殿へ。


お参りの為の列が・・・。
そういうものなのか、比較対象が夕方に行った東照宮と朝イチに行った二荒山神社だけなので、なんとも言えない。苦笑
並んでいる時間にゆっくり鳥居など見れたりしたので、それはそれで良い時間。

現れた龍は本殿の足元に。

運営を応援する意味でも購買しないとと思うし、黒い狼のは調べていて気になっていたので、お受けする。

その流れで、軽く縁結びの木まで歩いたけど、こんな近いのに人影はほとんどない。
本殿から徒歩3分の場所。
本殿に戻りその先に進んで奥宮遙拝殿に行ってみる。
遠くの奥宮を拝することが出来る立地だけど、
この天気だと雲と霧が立ち込めていて真っ白。
何も見えない。
体力も時間もあるし、雨もやんできたし、行けるところまで行ってみるしかない。
何も見えない。
体力も時間もあるし、雨もやんできたし、行けるところまで行ってみるしかない。
奥宮まで。
そんな気持ちで参道に向かう。
そんな気持ちで参道に向かう。

最初の鳥居まではきれいな道なので普通に歩ける。
誰もいないけど。
ちょっと不安になって進んで最初の鳥居、登山届を出すところにいた男性二人組みを発見。

これ幸いと、その後をついていかせてもらいました。
最初は写真を撮りながら間隔を保って登っていたけど、後半は頑張ってついていく感じ。
息が上がる。
最初は写真を撮りながら間隔を保って登っていたけど、後半は頑張ってついていく感じ。
息が上がる。

2つ目の鳥居を過ぎていちばん大変だと書かれていた坂を登りきった辺りで、下山する白装束の男性とすれ違う。
この先はきつくないよ、と声をかけてくれ、
「法螺貝吹いてあげようか」と。
よく見るとたすき掛けにして胸に抱えていたのは、時代劇で見るような立派な法螺貝。
それを「ぶおおー」と吹いてくれました。
音程を高く、低く、吹けるというのも初見(聞)ながら、
元気づけてくれる為に吹いてくれたその心に感謝。
結果、先導してもらっていた男性二人組も聞けたから、良かったかな。
でも案内の看板を見ると、ここで目的地までまだ半分の距離。


「その先は尾根伝いに緩やかにあがったり下がったりだから」
と行っていましたが、尾根伝いという事は、道の片面はなかなかの景色。
狭い道幅、雨で濡れている道、滑ったらと思うとかなり怖い。
雨も降り始めてきて、早足になる。
屋根のある休憩所が見えてくる。

先行の男性2名が雨宿りに入ったので、一緒に入ってひとやすみ。
雨雲レーダーを見ると、10分くらいで止みそうだけど、35分後くらいには再び降るような予測。
雨脚が弱まったのを見て男性が発ったので、レインコートを着て後を追う。
鎖場と思われるところに到着すると、ひとり傘を持った女性が。
声をかけると先にどうぞと言われて、進む。
道がありそうだけど、鎖もある。
「そこよ」
と教えてもらったので、とりあえず登ってみる。
あれ?何もない。
いい景色だけど。せっかくなので写真を撮ってみる。


「何もないですー」
「でもみんな先に行ったわよ」
「なら登らなくても道はありそうです」そこから降りて先に進んでみる、と伝えて先行。
リン、リン、
と鈴の音がする。
熊よけの鈴というやつだろう。
慣れた足取りの男性ひとり。
先を進んでもらうのは、どこが道なのが見えて助かる。
でもペース早いのですぐに見えなくなる。
そして、ようやく最後の「鎖場」というのにたどり着く。
小雨は降ってきているし、鎖も足場の岩も濡れているし。
途中で何度も諦めたくなったけど、
小雨は降ってきているし、鎖も足場の岩も濡れているし。
途中で何度も諦めたくなったけど、
見知らぬ人が同じ方に向かっていたから、
ここまで来れた。
滑っても両手で掴んで、
うん、
とりあえず頑張ってみよう、
とりあえず頑張ってみよう、
と手をかける。
たどり着いた奥宮は本当に狭くて、
たどり着いた奥宮は本当に狭くて、
先行した男性2名がしっかりとお参りしつつ、
その先の景色を堪能していた。
「なんとかたどり着けました」
と話しかけてしまう。
「お疲れ様でした、良かったです」
と返してくれる。
その先の景色を堪能していた。
「なんとかたどり着けました」
と話しかけてしまう。
「お疲れ様でした、良かったです」
と返してくれる。
今だけの一期一会だけど、
こういうコミュニケーションが温かい。
奥宮は、そのものを撮影するのは気が引けたので、周辺をぱちり。
奥宮は、そのものを撮影するのは気が引けたので、周辺をぱちり。


どんどん人が登ってくる。
鎖場はひとりづつ使うしかない広さなので、
降りれるうちに降りたほうがよい感じになってくる。
鈴の人が降りるのを参考に見せてもらい、あとに続く。
降りた時にあの傘の女性がたどり着いていた。
「あとちょっとですよ、本当に」
「なんとか頑張るわー。私60だけど」
・・・白いパンツにランチバックのようなカバンと長傘。
その軽装でひとりでここまで来たなんて、本当に凄い。
鈴の人が傘は階段においていったほうがいいとアドバイス。
「あとちょっとですよ、本当に」
「なんとか頑張るわー。私60だけど」
・・・白いパンツにランチバックのようなカバンと長傘。
その軽装でひとりでここまで来たなんて、本当に凄い。
鈴の人が傘は階段においていったほうがいいとアドバイス。
でもあのバックを片手に持ったまま鎖場は登れるのか?
不安になり二人で見守る。
ハンドルを腕にかけなおし、
ゆっくりと、
でも確実に。
なんとか登り終えた彼女が振り返る。
こちらも万歳。
こちらも万歳。
その姿に学ばせてもらった。
見届けて帰路につく鈴の人は、あっという間に見えなくなる。
登り始めにトレッキングで走っていた人もいたけど、慣れた人は驚く程早いというのを実感する。
そう考えると登りの時に先行していた男性2名は、
やはり気にかけてくれていたのだろうなと思う。
ありがたい。
ほんと、彼らがいなかったら登れていなかった。
ありがたい。
ほんと、彼らがいなかったら登れていなかった。
帰路は、1度しか通っていない道を、
ひとり辿る。

案外細かいことを覚えていた。
そしてどこを通ればいいか、
ルートが不思議と見える。
どちらの足で踏み出したらいいか分かる。
怖くて足元しか見ないようにしていた道を見渡せる。
不安は無かった。

行きと違って、ほとんど人が見えない。
その分冴えてくる。
思考が溢れる。
足のリーチを生かし、
心地よく吹いてくる涼風を全身に受け、
軽やかに歩を進める。

あんなに大変だった道。
ここでは、こんなこと考えていた、
と思い出しながら。
自然が見せてくれる光の演出を楽しむ。
深い緑だけでなく、まだ若い緑が
自然が見せてくれる光の演出を楽しむ。
深い緑だけでなく、まだ若い緑が
目に心地よい。

歩くこと。
「道」について

色々な思いが巡り、
肌で光を、雨を、風を感じ、
マスクを外して思い切り呼吸をする。
笑みが浮かぶ。
戻ってきた鳥居を振り返る。
自然と頭が下がる。

パワフルに教えてくれたのかも。
でも、真夏なのに
こんなに涼しい風を吹かしてくれて、
ありがとう。
いろいろな人達に助けられて、
いろいろな人達に助けられて、
ちゃんと帰ってこれた。

12:30
体験としては濃密すぎるけど、
所要時間はなんと120分。
見込みより早く着けて時間があるので、
見込みより早く着けて時間があるので、
本殿に戻って「無事帰れました」報告をしに行く。
東照宮でもそうだったけど、なんか2度めに行く時は、すごく親しみと言うか安心感を感じてしまう。
うん、優しい場所。
お土産屋さんに入ったところで、結構な雨が降り出す。
折角なので打ち上げ用のお酒を買って、レインコートを着て食事処で休憩。

ほとんどの人が爆睡しているバスの中。
山を下っていく毎に強まる暑さ。
山を下っていく毎に強まる暑さ。
すっかり雨が止んで夏の日差しが眩しい、
日常の午後の世界に近づいていく。
13:30のバスは三峰口駅止まりなので、
レトロなきっぷを買って秩父鉄道に乗る。
スマホをいじっていて、ふと顔を上げる。
高麗駅の車窓には、
大きな、大きな虹が。

頑張ったご褒美には充分すぎるほど、美しい景色でした。
無事に帰宅。
下半身はescentsのマッスルオイルを入念に塗って。
思ったより足の痣は少ないかな。どうもAVANDの片方が見つからない‥、
のはレインコート出したりなんだり、としていたので、まあ仕方ないとしよう。
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