D'Trick mania

Le champagne et la santé, hier et aujourd’hui

角川武蔵野ミュージアム そして 本棚劇場 x Muder Mistery

2021-09-12 | weblog
行きたい、行かなきゃ、って思っていた。
HUKKA Designの食器をレストランで使っていると聞いて。
Y. S. M.がウサギノネドコの展示ケースを作って納品していると聞いて。
インパクトのある本棚劇場のビジュアルを見て。

なんのきっかけだろう?
「ANIMA 言の葉の回廊」のことをネットで見かけて、なんとなく予約日をリマインダーに入れていて、
たまたまリモートワーク中で、タイミングよく思い出して、アクセスしたら予約できた。

面白そう、とマーダーミステリーの事をよく分からず申し込んだわけですが、
この夏を彩る素敵な夜の思い出を作ることができました。


コロナ禍なので、併設されている「ところざわサクラタウン」がどこまで営業しているかも分からず、
また美術館内の無料エリアがどのくらいの規模かも見えず、
そして有料エリアに入場できるのはイベント開始の1時間前。
ということで、西陽が強くなる時間帯、新秋津駅から歩いて向かいました。





武蔵野坐令和神社。
鳥居がオブジェのようで、敷地に馴染みすぎていて神社と最初から認識するのが難しいほど。
夕方だったので、お参りしただけですが、天井画は天野喜孝が描いているというのを後ほど知りました。

さくらタウンのショップは、緊急自体宣言下なので、営業しているところも少なそう?でした。

千人テラス&中央広場は、西陽と暑さが厳しい時間帯だったこともあると思いますが、人は殆どおらず。
野外フェスとかするにはいい感じと思いました。
蜷川さんの演劇とかこういうところでやったら良かっただろう、みたいな。





暑さに負けて早々に美術館内に。
勝手がわからず1階と3階は見てなかったようです。
2階のミュージアムショップは、埼玉県らいしもの、というより、角川らしいもの、日本のよき小物、が多く、
見慣れた子たちもちらほら・・・
ちょうど前日?AOさんの朗読を聞いたので『銀河鉄道の夜』を買いそうになる。









そして有料エリアの4階に。
荒俣ワンダー美術館は、まあ古傷を抉るような、懐かしみを感じまくってしまうような。
かろうじて、あ、このY.S.M.さんが作った展示ボックスとか、ウサギノネドコの大型作品、とか思いつつ、












澁澤龍彦だの、ユイスマンスだの、長野まゆみだのを、思い出してしまう・・・・・。
いまなら蛍石、大人買いできちゃうね。
でなく。









本棚劇場は、本を手にとってしまったら最後、この全体感を味わいながら、5階まで足早に1周。










ここで本の虫になったら楽しいだろうな、お腹空いてもどこかいくの面倒になるだろうな、
結構座り込んで読んでいる人多いな、なんて横目に見つつ。



5階は所沢というか武蔵野についてと、さくらタウンについての、啓蒙的な展示。
他が個性強すぎて、ここの展示は普通に王道過ぎてギャップが。


レストランはお酒飲めるようになったら、ちゃんとHUKKAを堪能しに行こうと思いました。










4階のギャラリーでやっていた俵万智の展示が、不意打ちだった。
確かに「サラダ記念日」だけは知っているけど、その後、他は知らなかった。
大きく分けて4つくらいのカテゴリーになりそうだけど、どこかのカテゴリーはぐさぐさと刺さる、
何気ない言葉だと思う。
難しい言い回しはしないので、わかりやすいけど、だからこそ危険なささやきだったり、つぶやきだったり、言い放つ強い言葉だったり。
ぎゅっと詰め込みすぎでしょう!


そして集合時間ちょっと前に控室に。
8割以上の人が既に集まっていた。
一人参加は少ないようで。
年齢層は結構広い??
ほんとに初めてという人は殆どいなそう。苦笑

グループ単位でなく、20人で1つのイベントを行うという、「マーダーミステリー」でも大規模のものだったようです。
自分の「役柄」を決めるタロットを順番に選べたので、ピックアップしたのは「月」。
・・・その日、ちょうど満月だったので。
それ以外の役柄に繋がりそうなニュアンス?とかの深読みは全然してなくて、
他の人の会話を聞いていて「そういうものなんだー」と感心していたくらいですが、
なんだか結果としてしっくりとその役は楽しめました。





謎解きが本格化して時間もなくなると、それどころでなくなるけど、ね。

ネタバレ禁止なので、イベントの事はこれ以上書きませんが、貸し切りで本棚劇場を使えたのだけとっても、
とっても贅沢で素敵なイベントでした。

帰りに一杯、もできないので、夜空を見上げながら公園を抜けて、蒸し暑い夜を歩く、というのはちょっと残念でしたが、
夜空の月を見上げて、その思いを追憶するのも余興に。










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