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分類すれば『行ってみたいな、童話の国』同じカテゴリーと断言するしかない。
キーワードは夜叉、近親もの。
性別や倫理は関係無く乱れている事が前提であるかのようである。
3作あり、日本の昔話にベースがあるのかもしれないが、『行ってみたいな~』よりはオリジナリティが見受けられる。
●白薇童子
●鬼茨
●蛍火夜話
童話にあるような、人間の業というものを考えさせるというより、人間を逸脱してしまったような薄ら寒いものを感じる。
いづれもハッピーエンドとは言い難い。
単行本:1994年6月
「ちょっと時代ものをやりたかった、けれども細かいところはわからないから適当に書く(笑)。「白薇童子」はすきなんですけれど。ちょっとしたお笑い系。そういう方が好きなんです。『水迷宮』に行く予行演習みたいなものですね。」
(文藝別冊より。著者談)
「・・・いにしえの都とその周辺を舞台として、鬼や女狐が跳梁する怪異の夜々を描く。近親相姦、少年愛、変態性欲を含む、官能的かつ残酷な三作・・・」
(文藝別冊より。井沢淳子評)
キーワードは夜叉、近親もの。
性別や倫理は関係無く乱れている事が前提であるかのようである。
3作あり、日本の昔話にベースがあるのかもしれないが、『行ってみたいな~』よりはオリジナリティが見受けられる。
●白薇童子
●鬼茨
●蛍火夜話
童話にあるような、人間の業というものを考えさせるというより、人間を逸脱してしまったような薄ら寒いものを感じる。
いづれもハッピーエンドとは言い難い。
単行本:1994年6月
「ちょっと時代ものをやりたかった、けれども細かいところはわからないから適当に書く(笑)。「白薇童子」はすきなんですけれど。ちょっとしたお笑い系。そういう方が好きなんです。『水迷宮』に行く予行演習みたいなものですね。」
(文藝別冊より。著者談)
「・・・いにしえの都とその周辺を舞台として、鬼や女狐が跳梁する怪異の夜々を描く。近親相姦、少年愛、変態性欲を含む、官能的かつ残酷な三作・・・」
(文藝別冊より。井沢淳子評)
挿絵の件については、夜啼く鳥は、の当初から結構「…キツイな!」と思っていますよ(笑)。
鳩山郁子が描いてれば納得いくんだけどな……。
なんか俳優が売れてCD出しちゃった、みたいな恥ずかしさがありますよね…。わかりにくい例えで申し訳ないですが(笑)。
初期の作品の感想文は面白がっていたのですが、最近は辛辣にならざるを・・・
っていつまでつづけるんだ?と思いつつ、出来るところまで地味に書きなぐっていこうと思います。苦笑