D'Trick mania

Le champagne et la santé, hier et aujourd’hui

Noel a la Mode 2011-2

2011-12-10 | bacchus



メニューは選択の余地無く以下の通り。





料理は右サイドが正月屋吉兆の、左サイドがTERAKOYAで、
右上:「フォアグラの茶碗蒸し」
右下:「いわしの梅煮」
左上:「フランス産バルバリー鴨のロースト シャンパーニュヴィネガー風味」
左下:「フォアグラのテリーヌ・帆立貝のスモークサーモン詰め」

それに決められたシャンパン3杯がついています。





左から、
ドゥーツ ブリュット・クラッシック・エクストラエイジ
ドゥーツ ブリュット・ヴィンテージ2000
ドゥーツ ドゥミセック1998


以上3150円のセットを頼んだ場合のみ日替わりのシャンパンを追加オーダーできます。
なんて上から目線の設定なんでしょう、伊勢丹…と思いつつそれぞれ1杯づつ頼みました。苦笑


ちなみに日替わりはこんなカンジでした。





23日 ドンペリニヨンン ヴィンテージ2002
   アンリオ キュヴェ・アンシャンテルール 1995

24日 エグリ・ウーリエ グラン・クリュ・ブリュット 1999
   アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ アイ グラン・クリュ 2000

25日 ペリエ・ジュエ ベル エポック ブラン 2004
   アムール・ド・ドゥーツ 2002

26日 クリスタル・ブリュット・ヴィンテージ 2004
   テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2000

27日 クリュッグ グランド・キュヴェ
   サロン ブラン・ド・ブラン 1999

28日 ボランジェ R.D'1997
   ポル・ロジェ キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル 1999





ドゥーツは特に好きでないので普通…
やはりぬるいというか洗浄機で洗ってまだ熱が残っているグラスに注いでしまった感じ。
ミレジメはそこそこでした。


何故か異様にフォアグラばかり多用したプレートだったので、前菜のハズがかなり重い…。


色々なブースで接客を受けていて気になったのが「和食に合います」「重たい料理(クリスマスだからか具体的なメニューならローストチキン)をシャンパンの泡がすっきりさせる」というセールトーク。
でもシャンパンラバーとしては前者は当たり前だし、後者は1-1=0みたいで売り文句としては納得いかない。
1+1=3とかがワインの楽しみじゃないですか。
ソムリエでもシャンパン好きはミーハーだと思っているのでしょうか??
そうでないならもっと気の利いた提案やちゃんと説明をして欲しい…。


さて、スペシャルシャンパン。





R.D'は澱引きするのを遅らせているし、ボランジェだし、と期待していたのですが、連れの友人も同意見でキュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチルの方が美味しかったです。
本当にこんなものだろうかと思ってしまう。

まずこの写真のグラス、上質のシャンパンはブルーゴーニュグラスで飲むと言う生産者もいるそうで、それを取り入れたのでしょうが業務用のグラスでもこんな重たくって分厚いのはなかなかない。
そしてまた洗浄機から出したばかりのような…。
日替わりだから開けて日が経っているハズはないと思うのですが、どんなに時間をかけても開かせても落ちていくばかり。
なんか開けて1週間くらい経過してしまったのか、朝イチで注いだまま放置したのか、一度注いで間違って戻して注ぎなおしたのか、みたいなことをつい想像してしまう。
ボランジェは好きだし、本当にR.D'がこんなだったら残念すぎる。
フツーのキュヴェの方が美味しいとか嫌…。

そんなコンディションの中、キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチルはポル・ロジェってやっぱりロイヤルワラントなのね、と実感するとてもノーブルなでも厚みのある、美味しいシャンパンでした。
ベルベットの紺の礼服、金ボタンが沢山ついているようなイメージです。笑

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