中国四川省の標高4000メートルの山奥にあるチベット仏教の聖地ラルンガル ゴンパ。全く不毛の高地に寺院と修行僧の小屋が立ち並んでいる。そこで行われている修行は厳しい。葬式は鳥葬である。閻魔大王の服装をした鳥葬師が大型ナイフと大型包丁で死体を捌きハゲワシに食わせている。チベット仏教では殺生を禁じ功徳を求める。鳥葬は人生最後の功徳だそうだ。鳥葬師の唱えるお経も興味深い。子供のころ見たドキュメンタリー映画「秘境ヒマラヤ」を思い出した。映画の鳥葬師は立派な服を着ていない質素な身なりだ。鳥葬師は死体の大腿骨を取り出し大切そうに持ち帰った。ハゲワシを呼び寄せる笛にするためだ。ラルンガル ゴンパの鳥葬師もナレーションの説明はなかったが一目で人間の大腿骨で作ったと分かる笛を吹いていた。
修行僧の生活や家族も描いている。修行僧だけの街が経済的にどうなっているのか、どう支えられているのかいろいろ興味深い。たぶん喜捨だと思われる。仏教的な教えについては切込みが浅いがドキュメンタリーを録画したので何度も見直したい。
修行僧の生活や家族も描いている。修行僧だけの街が経済的にどうなっているのか、どう支えられているのかいろいろ興味深い。たぶん喜捨だと思われる。仏教的な教えについては切込みが浅いがドキュメンタリーを録画したので何度も見直したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます