東京オリンピックの開催前は東京と言えどポットントイレが半分以上で汲み取り風景は珍しいことではなかった。今では下水道や個別浄化槽が普及し、汲み取りトイレはほぼなくなった。糞尿の汲み取りはバキュームカーによる吸引が一般的だった。吸引だから糞尿タンク内の空気は真空ポンプで外気に放出される。猛烈な臭さだ。この臭さに耐え仕事をされている人には感謝するが、臭いものは臭い。この世にこれほど臭いものは無い。50メートル離れても臭う。ところがである。1、2年前とある施設の排水トラップの汚泥をバキュームカーが吸い取っている。汚泥には糞尿が混じっているから臭いはずだ。ところがである。何と芳香(バラ?)がする。臭いはずのものがバラに。忌まわしい糞尿臭がバラの匂い。吸っていいものか悪いものか。見てしまうとバラじゃなく汚泥たぶん糞尿汚泥、目は糞尿、鼻はバラ判定で頭が混乱する。
ウンチの臭い成分にスカトールがある。これは香水に欠くべからざる成分でもある。芳香成分を強調する役目があるらしい。甘い餡に少し塩を入れるのと同じ関係か。バラの芳香成分フェネチルアルコールを排ガスに混ぜればバラの香りが出来上がり。昔とは大違いのバキュームカーの臭い。
ウンチの臭い成分にスカトールがある。これは香水に欠くべからざる成分でもある。芳香成分を強調する役目があるらしい。甘い餡に少し塩を入れるのと同じ関係か。バラの芳香成分フェネチルアルコールを排ガスに混ぜればバラの香りが出来上がり。昔とは大違いのバキュームカーの臭い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます