
骨谷のオヌヌメ漫画シリーズ、
「ファイブスター物語」です。
先日、実に9年ぶりに新巻が出まして…記念として紹介致します。
内容はタイトル通り、5つの星の物語です。基本的にロボット(MH)物ですが、神様やら騎士やら人工生命体(ファティマ)やらモンスターやら出てきます。作者曰く(おとぎ話)だとのこと。
美麗なデザインのMH、可憐なファティマ、壮大なストーリーが魅力。
(メカフェチ&東欧ロリータにハァハァする人にはオススメ)
面白いのは最終回がもう決まっている事でしょうか。
巻末に載っている年表(これもコロコロ変わるが)に沿って話は進むんですが、途中で過去の話をやったり未来の話をやったりするのです。
最終回はもう途中でやってしまっているので決まっています。
んで、途中で年表に載っていない騎士の話やらを途中で色々と挟むので連載開始30年をそろそろ迎えそうなのに一向に終わる様子が無い…
まぁその年表に載っていない話が面白いんですけど、歴史の授業で「西暦何年に日露戦争がありました~」というよりも「坂の上の雲」を読んだ方が面白いってな感じです。
多分、作者が生きてる間に完結はしないと思いますw
さて、この13巻…実はとんでもない事になっておりまして…
出てくるMHのデザイン&名称&設定やその他もろもろの設定が変わっております。
簡単に言うとガンダムだと思って見たら全てのMSがバルキリーに変わってるようなもんです。

困るでしょ?アムロが乗るのがガンダムだと思ってたら突然、主役機がARX-7アーバレストとかになってたら困るでしょ?
そんな恐ろしい事を平気でやってのける永野護…恐ろしい。
あぁ、でも常に新しい物を取り入れるっていう作者の意向は評価しても良いかもしれない。
ガンダムって結局いつまで経ってもガンダムな訳だし…
永野護とムーバブルフレームのお話はまた別の機会にでも。