骨×骨ROCK 奇譚ブログ

骨谷のブログです。愉しんで逝ってくださいね☆

グリーン インフェルノ

2016-05-16 01:23:27 | Weblog
「グリーン インフェルノ」を観る。


現代版「食人族」ってな内容ですが、モキュメンタリーではないのが大きな違いかな?
モキュメンタリー映画は嫌いではないんですけど、ホラー映画としてはカメラワークに不満が残りますので…そしてカメラ酔いするw

監督は「ホステル」とかのイーライ・ロスです(ホステルはゴア描写がなかなか良かったのですね…続編は蛇足だと思いましたけど、まぁそれはさて置き)


大学生の女の子が学生運動に参加してアマゾンとかで行われてる企業の不正をネットで流して先住民の生活を守ってやるぜーってのが事の始まり。
ところが飛行機が墜落して捕まったのは自分たちが守ろうとした先住民で…ってこいつら食人族やん!ってなお話。


【わたし達が守ろうとした人たちは食人族でした】


っていうコピーが勝手に頭に浮かぶ…でも僕は食人族の人達には何の悪意も感じませんでしたよ、彼等は純粋です。


近づいた人達がバカなのですw


「ヒャッハー!意識高い系の学生を喰ってやるぜー!」
何となく「敵が攻めて来たら酒を飲んで話して仲良くなる」とか言ってる人達に観せてたくなりますねぇ…言葉が通じない相手に何を話すのでしょう?

ネタバレをするのもイヤなのでストーリーについては多くは書きませんが、個人的にはゴア描写はもうちょっとキツくても良かったかな?
生きながら目玉をくり抜かれたり四肢を切断されたりするんですけど…ちょっと物足りない。

もっとやっちゃっていいよ!


でもストーリーは面白かったですよ、まさに現代版って感じで…社会を皮肉ったブラックユーモアもありますし、主演の女優も美しい、陰核割礼のシーンはエロくて非常に良かったです。


ところでこの映画の裏のテーマに「善者も悪者も裏で繋がっている」というのがあると思うのですが、
「若者の情熱ってのは金になりやすい」って昔エライ人が言ってた。

自分の善意で行動してたと思っていた事が実はどこかのでかい企業の利権に関わっていた…っていう笑えないお話。

どっかの団体にスポンサーが付いていたら…まぁそうゆう事です。