草木染めの教室にやってきました
12月のお題は「クサギ」
水色に染まる小さな青い実です
さて、先生の講義は青について
「プリンターに入っているトナーを見てください。
一口に青と言ってもシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの配合で違う青ができます。
西洋の青は種類が多く、それぞれ固有の名前がありますが、
例えばミッドナイトブルーに相当する日本の名前はありません。
西洋の青は空の色が基本になり、
日本の青は藍染の色が基本になっています」
布は重量を計って水洗い
クサギの実は布の重さの3倍をグラグラ煮出し
つぶして
こして
色が出なくなるまで何度も繰り返して、染め液を集めます
毎年思うんだけど、このボールの中から怪獣が出てきそう
最初から濃いと色ムラが出やすいので、水で薄めて布を投入
一瞬で水色の色素、トリコトミンが布に入ります
液の温度を上げながら染めていきます
染め上がりの目安は染め液からトリコトミンがぬけ、緑っぽく透明になった時
ビーカーで先生が目視
水洗い
布に付着した緑の色素は流れ出て、水色がより鮮やかに発色
みんなの作品を陰干し
午後3時の太陽で、ちょっと黄色っぽく見えます
すぐ上の写真の水色が染め上がりの色に近いかな
クサギの実を集めてくれた染友に感謝
草木染めの教室もまた来春
さて今年もあとわずかになりました
ゴールデンレトリバーのカレンダー 12月は黒ラブちゃん
ガーデンシクラメン、花友が育てた綿の実と共にクリスマス飾りになりました
お友達の皆さん
今年もお世話になり、ありがとうございました
2023年が幸多き年になりますよう、心よりお祈り申し上げます
来年もよろしくお願いします