走れボルト2

日々の出来事を綴ります。

草木染め体験(87)

2022-12-13 17:02:37 | 草木染め

草木染めの教室にやってきました 

 

12月のお題は「クサギ」 

水色に染まる小さな青い実です 

さて、先生の講義は青について

「プリンターに入っているトナーを見てください。

一口に青と言ってもシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの配合で違う青ができます。

西洋の青は種類が多く、それぞれ固有の名前がありますが、

例えばミッドナイトブルーに相当する日本の名前はありません。

西洋の青は空の色が基本になり、

日本の青は藍染の色が基本になっています」 

 

 

布は重量を計って水洗い

 

クサギの実は布の重さの3倍をグラグラ煮出し

 

つぶして

 

こして

 

色が出なくなるまで何度も繰り返して、染め液を集めます

毎年思うんだけど、このボールの中から怪獣が出てきそう 

 

最初から濃いと色ムラが出やすいので、水で薄めて布を投入

一瞬で水色の色素、トリコトミンが布に入ります 

 

液の温度を上げながら染めていきます

染め上がりの目安は染め液からトリコトミンがぬけ、緑っぽく透明になった時 

ビーカーで先生が目視 

 

水洗い

布に付着した緑の色素は流れ出て、水色がより鮮やかに発色 

 

みんなの作品を陰干し

午後3時の太陽で、ちょっと黄色っぽく見えます 

すぐ上の写真の水色が染め上がりの色に近いかな 

 

クサギの実を集めてくれた染友に感謝 

草木染めの教室もまた来春 

 

さて今年もあとわずかになりました

ゴールデンレトリバーのカレンダー 12月は黒ラブちゃん 

ガーデンシクラメン、花友が育てた綿の実と共にクリスマス飾りになりました 

 

 

 

お友達の皆さん

今年もお世話になり、ありがとうございました 

 

 

2023年が幸多き年になりますよう、心よりお祈り申し上げます 

来年もよろしくお願いします 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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草木染め体験(86)

2022-11-13 10:00:55 | 草木染め

草木染めの教室にやってきました 

 

11月のお題は「ビワ」

ビワは今、花の時期を迎えています

 

ビワの花の写真を追加しました

蜂がブンブン飛んでいます

この木は近くの川の護岸にはえた大木、小さな実はおさるさんが食べていると思います 

 

 

煮出した染め液はこんな色

 

布は水洗いして

 

染めの1回目

きれいな色 

 

水洗い

 

みょうばんでばいせん

 

水洗い

 

液の温度を上げて染めの2回目

 

同じ工程を繰り返して、最後は染め液で終了

 

みんなの作品を陰干し 

どれもきれいな色 

向かって左、紫色の3枚は鉄ばいせんをしたもの  

思いがけずたくさんの色が出たね 

 

 

 

さて、先日 

秋の砥部焼祭りに行ってきました

 

砥部は松山市近郊の焼き物の里

この日は60余りの窯元が出品していました

 

砥部の伝統的な柄は白地に青の唐草ですが、

窯元によって柄が違うので、好みの器を探せるのが砥部焼祭りの楽しみ 

 

 

 

こちらは砥部でいちばん古い窯元

 

この器は呉須太陽という柄です

「くらわんか」という器で、ペット用のものを見たことがあるかも 

ペット用のくらわんかでは、他にも唐草や赤太陽の絵柄もあります

 

オークション会場にワンコも参加 

おりこうさんです 

 

ボルトの器も砥部で作ってもらったことがありました

 

久しぶりの砥部焼祭りで、楽しんできました 

 

知り合いに教えてもらった本

 

面白いなぁ  

 

 

 

 

 

 

 

 

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草木染め体験(85)

2022-10-28 12:04:19 | 草木染め

草木染めの教室にやってきました 

 

10月のお題は「セイタカアワダチソウ」

1897年頃、観賞用、蜜源用として持ち込まれた北米原産の植物です

繁殖力が旺盛なことから、日本の侵略的外来種ワースト100になっています

花粉症と聞いて思い浮かべることの多い植物ではありますが、

セイタカアワダチソウの花粉は重いので、風で飛ぶことはできません 

花粉症の原因となる植物は実は「ブタクサ」という植物なんだそうです

 

 

セイタカアワダチソウの繁殖が旺盛なのは、花粉でも地下茎でも繁殖できるから 

他の植物の成長を阻害する物質を出して、自身が繁殖する多感作用(アレロパシー)で

空き地を占領しても、やがては自身の発芽を抑制してしまう と黒板にあります

 

うちの近くの空き地でもセイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ススキ、イタドリ、クズが

陣取り合戦を繰り広げていました

 

セイタカアワダチソウだらけになっても

やがては減っていく運命にあるってことかな  

頑張った割にちょっと悲しい 

 

 

 

小さく切って

 

煮出していきます(スゴイ量)

 

染め液はこんな色

 

布は水洗いして

 

染めの1回目

 

水洗い

 

みょうばんでばいせん

 

水洗い

 

液の温度を上げて染めの2回目

 

同じ工程をくり返して、最後は染め液で終了

 

みんなの作品を陰干し

やっぱり~の黄色です 

 

私の布はいちばん濃い黄色 

最初はレモンイエローだったのに 

地模様のない真っ白の国産シルクだから、よりしっかり染まってしまった 

色としてはきれいで良い、でも使うとしたらちょっと引く 

たまにやってしまう染色あるあるでした 

 

後日の染友の教室もやっぱり黄色だけど、上の写真とはちょっと違う黄色かも?

 

 

さて、秋も急に深まって朝晩は肌寒くなりました 

お友達の皆さんも、暖かくしてお過ごしください

 

 

 

 

 

 

 

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草木染め体験(84)

2022-09-11 20:00:27 | 草木染め

久しぶりに草木染めの教室にやってきました 

9月のお題は「コセンダングサ」

小栴檀草って書くのね 

 

ボルト地方ではくっつき虫とも呼んでいます

黒い種が散歩中のボルトの毛にいっぱい付くと、とるのが大変 

やっかいな植物でした 

小さく切って煮出していきます

 

鍋に入れると、すぐにオレンジ色が発色 

先生のお話では、以前は黄色に染め上がったものが、

ここ何年もオレンジ色に染まるようになってきたのだそうです 

 

 

一口にセンダングサと言っても5種類があり、今日のは向かって左下のコセンダングサ(外来植物)

センダングサは在来種

アイノコセンダングサは愛媛県の絶滅危惧種、先生も2回見ただけだそうです 

花をじっと見たことがなかったので、「ヘぇ~」 って勉強になりました 

ちなみにコセンダングサを食べる地方もあるとか・・・ たくさん生えるので便利かも

 

 

さて、布は以前染めたものを使いますが

もともとは鉄ばいせんをした布なので

 

 

染め液の明るいオレンジ色は出ません

 

 

染めの1回目

 

 

水洗い

 

 

みょうばんでばいせん

 

水洗い

 

液の温度を上げて染めの2回目

 

 

同じ工程を繰り返して、最期は染め液で終了

 

みんなの作品を陰干し

私の布はあまり変化なし 

向かっていちばん右の布が真っ白のシルクを染めたものです

黄色と言うよりはオレンジ色

やはりコセンダングサはオレンジ色 

 

 

次の草木染め教室のお題は「クロモジ」

クロモジの木は和菓子を頂く時に使う黒文字や楊枝に使われています

愛媛県では養〇酒とコラボしたクロモジのど飴が売られています

教室では標高400m~1400mに自生する石鎚クロモジからエッセンシャルオイルを抽出

クロモジでシルクスカーフも染めます

ずっと前に予約した教室、楽しみです 

 

 

秋のはじめは毎年果物を買いに

ボルトと行った内子の産直 

 

 

 

これは栗のジェラートね 

いつまでもボルトが可愛くて仕方ないよ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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草木染め体験(83)

2022-06-21 18:49:50 | 草木染め

草木染めの教室にやってきました 

6月のお題は「ネムノキ」

 

 

染め液に水洗いした布を入れて、染めの1回目

今日はお初の布、厚いシルクのスカーフを教室で購入 

冬のマフラーとして使えるかな 

 

 

水洗い

 

みょうばんでばいせん

 

水洗い

 

液の温度を上げて染めの2回目

 

同じ工程を繰り返して最後は染め液で終了

 

みんなの作品を陰干し

コットン(幅広の布)もシルクもはっきりとした黄色に染まった

並べてみると、やはり素材によって黄色に差があるなぁ 

 

さて、ご近所にラブの男の子、ゆず君がやってきました

黒ラブの女の子を見送り寂しそうだったご夫婦でしたが、ご縁があってよかったね 

 

 

うちの庭です

これは6月7日のプルメリア

まんなかの粒がつぼみだと最初はわかりませんでした 

 

 

6月20日、つぼみが大きくなった 

どんどん成長するのがスゴイ 

 

 

今年は裏庭のアナベルがたくさん咲きました

 

銀梅花も真っ白い花を付けました

 

つるなし朝顔もスタンバイ

 

 

ねぇ、ボルちゃん 

どんどん季節が移り、暑くなってきたね 

 

 

 

 

 

 

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