Let Nature Take Its Course

やっぱり自然体が一番。

2011京都行ってきました!!(長文御免!)

2011年09月17日 21時49分25秒 | 日記
2011京都一人旅


実際は370枚以上撮ったんですが、全部アップするわけにもいかないので
気にいったのだけ載せてますー。



以下時系列の旅日記、というか思い出し日記。


今回はバスをフル活用しました。
レンタカーも考えたのですが、京都はバスの方が移動しやすいみたいです。
宿泊したのは京都祇園ホテル。祇園、八坂神社の目の前にあり、バス停、地下鉄
などのアクセスも良く、コンビニが近く一階にスタバがあり、立地はとても良いホテルです。
ホテルそのものは…まぁ、ね。リーズナブルなホテルです。

~初日~
お昼頃に京都駅着。
チェックインには早いので、貰ったバスのマップを眺めて何と無く大覚寺へ行く事に。
何と無くって言うか、あぁそうか。マップについてたチケットでお守りが貰えるから行ったんだw
バス一本で嵯峨嵐山のさらに奥へ!京都駅から28番のバスで終点まで。
揺られる事一時間弱。大覚寺に付きました。下調べも何もしてないので、とりあえずじっくり見て
写真取ればいいや的な感じで。
でもあれですね。フォトのコメントにも書きましたけど、襖に書かれている絵がとても綺麗ですね。
ぐるっとゆっくり見て一時間足らずかな?
この日はもうクタクタになってたので、そのままホテルに入って大人しくしてました。
夕飯はお漬物の西利で京のお茶漬けをいただきました。
ごはん、生湯葉のお味噌汁、季節の漬物の盛り合わせです。
お漬物が適度なしょっぱさで美味しかったのですが、白味噌のお味噌汁はちょっと…駄目でした。

~二日目~
10:30と14:30から山田松香木店さんにてミニ聞香体験、そして匂袋作り体験を予約
していたので、バスで烏丸丸太町まで。祇園から202番バス。
かなり早く着いてしまったので、御苑の公園で本を読んで時間をつぶす事に。
元々ミニ聞香と匂袋の間がかなり空いてるのは承知の上だったので、どこかで、と思ってたのですが、
御苑でこんなにゆっくりできたのはかなりの収穫。
写真の右手側に、木陰のテーブル付きベンチがあったので、お昼以外のほとんどの時間をそこで本を
読んで過ごしました。
この旅で一番贅沢な時間の使い方だと思います。
まずミニ聞香体験。
三種香という、三つの何だかわからない香を聞いて、三つがそれぞれ
「全部同じ」「全部違う」「1と2が同じで3が違う」and so on...
という感じで、どうだったか、というのを当てます。正解のパターン五つ。
六国(りっこく)と総称される六つの沈香、伽羅(きゃら)、羅国(らこく)、真南蛮(まなばん)、
真那伽(まなか)、佐曾羅(さそら)、寸聞多羅(すもたら)。
これをそれぞれ三つ用意して、つまり3*6=18ですか。んで、それをシャッフルした状態で三つ取り、
それを順に聞いてさぁどうよ、って事です。分かりにくい?ググってみよう!
源氏香に比べれば相当優しいですが、文字通り初心者の私にはさっぱり分かりませんでした。
本当は答えって組み合わせの成否以外、具体的にどれだったかは教えてもらえないそうですが、今回は
体験という事で教えてもらえました。
確か、伽羅、真南蛮、寸聞多羅って事で、全部違ったわけですね。
残念ながら当たりませんでしたけど、真南蛮だけそこはかとなく甘くて香りが強い感じがするって気はしましたよ。
香道の世界をちょっぴり覗く事が出来て新鮮な体験でした!!

ミニ聞香の後、九里九馬(くりくま)さんというお店でお食事。
木の葉丼と冷たいお蕎麦のセットをいただきました。
木の葉丼って関西の方ではポピュラーらしいんですけど、初めて食べましたね。
シイタケ、カマボコ、ネギを卵で閉じた丼でした。
とても美味しかったですー。
ここ、メニューが物凄く豊富でしたよ。近くにあったら良いのになーって感じのお店です~。

その後、また御苑で本でも読もうと歩いていると、「護王神社」に遭遇。
そこまで大きな神社でもないのでそのまま通り過ぎてしまおうと思ったのですが、
なんと亥年生まれの御守護があるとの事!ワタクシ亥年ですので早速行ってみました。
イノシシの可愛いサシェを買ってお参りをしてぷらぷらしていたら、亥年の人にプレゼントがある!
という事で、小さな猪の絵馬をもらいました!無計画なブラブラ散歩も良いものですね。

その後やはり御苑で読書、そして山田松香木店さんに戻り、匂袋作り体験に参加しました。
「白檀」「丁字」「桂皮」「大茴香(だいういきょう)」「龍脳」「山奈(さんな)」「甘松(かんしょ)」「藿香(かっこう)」
この六種類を、まずは指示通りにベースとして混ぜ合わせ、その後自分で好きな香りに仕上げていくというものです。
私は結構クセのある香りが好きなので、「龍脳」「甘松(かんしょ)」「藿香(かっこう)」、この辺が多くなった気がします。
また、こういった香りは出来たてとその後で香りが変わります。
帰ってきてもう一度確かめたら、確かに作った時より柔らかい香りになってました。
今部屋がその香りでホンワリしてます。名前の無いこの香り。なんだか嬉しいです。

この夜は中秋の名月。
たまたま外に出たら八坂神社の真上に綺麗なお月さまが出てたので記念に一枚カシャ。
大覚寺ではお月見の催し物が行われてたみたいですね~。

~三日目~
ちょっと初日二日目とハード目だったので、この日はノンビリ祇園で買い物をしました。
裏具さんです!
商品以外の下調べをしないでウロウロ探したらさっぱり見つからない!
炎天下汗ダクダクで探しまわって、漸く見つけたら開店前orzzzzzzzzz
四条通まで戻って天ざる食べてから戻りましたー。
細いホソーイ路地を通った奥にある小さなお店。
便箋やはがきなど、和テイストな文具が揃ってました。
かなり迷って迷って、帳面とまめもを購入。なんか良いですねこういうの。
帰りにお土産を色々検討しつつ、都路里で宇治フロート(ショウガ入りだった気がするが…)を買って帰りました。

~四日目~
(ここまで読んでいる人がいるのか大分疑問だけどまぁいいとして。)
聞香と並ぶ目玉、高山寺に行ってまいりました!!!
四条烏丸から8番バスに乗って終点高雄まで
で、高雄に着いた頃いやそれより前からか。乗客、私一人orzzzzzzz
その上、着いたバス停から見まわしてもどこにも寺がない、どこだよ高山寺。
恐る恐る運転手さんに尋ねたら、そこから15分ほど歩けば着くとかorzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
この炎天下、下りとはいえ歩道もない対面通行の山道、嫌です、とても嫌です。
で、実は同じ場所からJRバスに乗って高山寺まで直で行けるので、大人しくそちらに乗りました。
JRバスだと、山城高雄から二つ目の停留所、栂ノ尾(とがのお)でOKです。
幸いバス時間が近かったので待つ事も出来ました。150円也。
てか、最初からJRバスで来ればよかったのかしら?いやいや、ホテルからだとまた勝手が違うんだって。

で、バスを降りたとこからだと裏参道が目の前なので大人しく裏参道から入りました。
幸いお目当ての鳥獣戯画がある石水院はすぐだったのでまず入りました。
そして、撮る、撮る、撮る!
フォトチャンネルには三枚くらいしか載せてませんけど、実際は二十枚近く撮りました。
だって好きだもん。
何がって言われると困るけど、あんな昔にしては結構飛びぬけた発想だったんじゃないかと思うし、
その時代と絵の可愛さのギャップが良いなぁ、って感じかなぁ。
何故か昔から好きです。
高山寺全体の印象は、ハイキングコースという感じ。どこも舗装されていなくて、土がそのままで
石ゴロゴロ、木の根っこがアチコチに出ています。階段も人の頭くらいの大きさの石を積んだだけの
不揃いな感じで、ミュールなんかで来ようものなら先に傷めるのはヒール部分か足首か、と言ったところ。
ただ、森林浴というか、そんな気分になれて、気持ちが良かったです。
紅葉シーズンだったらさぞかし綺麗な事でしょう。
のんびり回って一時間強。側のお茶屋さんでお昼を食べました。
出て行く頃、駐車場に観光バスが何台も止まってたので、かなり良いタイミングで回れたと思います。

さて、帰りもJRバスと市バスを乗り継いだのは言うまでもありません。
でも、四条烏丸へは戻らず、太秦天神川駅前で降りて、そこから東西線で二条城前まで。
京都絞り工芸館へ行ってきました。
絞り染めで描かれた鳥獣戯画が展示されてるという事で、観に行ってきました。
優しい色合いで描かれた鳥獣戯画、より親しみが持てる感じでしたね。
絞り染めというのは、古くからある手作業だと着物一着に四年ほど掛かるそうで、とても希少価値が高い
技術なのだそうです。
現在はちょっとした道具を使って効率を上げているようですが、そうなるとやはり品質は多少落ちるとの事。
ゆっくりとそこで絞り染めの商品なども見せていただき、最後に絞り染め体験もさせてもらいました。
っていうか、驚いたのはそこの工芸館に何気なく現れたと思ったらそのまま何気なく座り込んで絞りの作業を
始めるオバチャン。
びっくりしましたよ。何ですか、そんな何気なく始めて何気なくすぐ終わって帰っちゃうような技術なの?
もっとこう、ねえ、何ていうか、…って思ったんだけど、全然そんな雰囲気じゃなくて、突然間近で絞りの
作業を見させていただきありがとうございました。何か面喰ってしまいましたw

本当はこの後マンガミュージアムも寄ろうと思ったんですが、結構工芸館で時間食っちゃったし、
疲れたので帰りました。

~五日目~
そろそろ旅の終わりも見えてきたところで、銀閣寺へ。
祇園から100番バスで銀閣寺前まで
バスに乗ろうとしたらはち切れんばかりの修学旅行生orzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
一つやり過ごしてみたけど次のバスもパツンパツンでした。まぁ、それはさておき。
銀閣寺に入る前に、お昼御飯。湯葉が食べたい、私は湯葉が好きなんだ。
京都と言ったら湯葉なんだ!
って事で、「に志田」さんでゆば膳食べました。
湯葉のあんかけご飯、最高!あれなら毎日食べたい!愛してる!
んもーおいしすぎでしょうゆば膳。
ウェルカムドリンクもあっさりサッパリだし、揚げ出しは適度に濃厚だし、週一回でも
良いから食べ続けたい。

で、やはり学生でパツンパツンな銀閣寺へ。
銀沙灘と向月台等、メジャーなものをとりあえず撮影。人がうじゃうじゃいてなかなか落ち着いて撮影が
出来ませんでした。
思うに、中学生に京都は早過ぎるのではなかろうか。
ここは高山寺よりずっと丁寧に管理されていて(って言ったら高山寺に失礼だけど)順路通りにいけば綺麗に
一周できるというもの。
全体に苔生した感じの庭園と言い、華美な装飾が一切無い姿と言い、銀閣寺は控えめで落ち着いた雰囲気ですね。

その後、ちどりやに寄って何と無くお買いもの。
そして喜み家さんで白玉入り豆かんで一服しました。
んで、頑張って徒歩でガケ書房へ。
ここは、うーん…期待した程では無かったです。しょっちゅう足繁く通ってないと良い物に出会えないって感じかな。

その後、恐るべき気力で哲学の道へ戻りました。そこを離れる前に言っておけという話ですがまぁ御愛嬌。
うん…まぁそうだね。ここは私にもまだまだ早いかな。何か、感じるところが無い。
という事で早々に撤退。侘び寂びロードと言われても、疲労と灼熱には勝てませんよ。
来た時と同じバスで帰りましたー。

夜は何と無く四条通を歩き回り、晩御飯探し。
ウロウロしてたら呼び止められて、何と無く良さそうだったのでそのお店に入る事に。
「新」さんという小さな京料理のお店です。
さほど量は食べられないし、ガッツリ食べたいわけじゃないけど京都らしいちょっと良い物が食べたいという
微妙な私のニーズにピッタリ応えてくれるお店でしたよ。
湯葉弁当をいただきました。
湯葉のお造り、賀茂なすの田楽(赤ワイン風味で甘ったるくない)、天ぷら、ご飯、お漬物。
そして何と、ご主人が魚そうめんなるものをサービスして下さいました。
平たく言うとカマボコのそうめんなんですが、これが美味しい!結構な高級品だそうで、にも関わらず出して
下さったご主人に感謝!美味しくて美味しくてガッツリ食べたくなるくらいですが、もともとが小鉢でちょこちょこ
っと頂くのが普通だそうです。夏の間だけに出て来る逸品なのだとか。行ってみて良かった。
ホントに全部美味しかったです。余裕があれば二晩続けて行きたいくらいだったのですが、次の日の夜は雨降りの上に
ぐったりしてて行けませんでした。

~六日目~
さてさて、平等院行ってきましたー。
平等院は午前中の方が良いという事で、早起きして頑張って行ってきましたよ。
京阪電鉄の祇園四条から中書島、そこで宇治線に乗り換えて宇治へ。
そこから歩いて五分程ですかね。もうちょいかかるか?
まず入って少し先の方で鳳凰堂内部の拝観のチケットを買います。
でまぁ、時間までは自由に写真を撮ったりするわけですねー。
ここも銀閣寺ほどではないにせよ、学生の姿が見られましたー。
で、鳳凰堂の中は撮影禁止、そして建物に触ってはいけません。阿弥陀如来坐像の前で色々と説明を聞き、じっくり内部を
観察する事が出来ます。
九品(くほん)という、人生の最後のお迎えの段階分けがあり、それについての絵が中に描かれていますが、残念ながら
かなり劣化してて殆どわかりません。
思っていたよりもシンプル、と言うのはオカシイか。いやもっとゴチャゴチャしてるのかと思ったんですけどそうでもなく、
でも造形はとても凝っていましたね。
奥の方には鳳翔館というミュージアムがあり、ここも撮影禁止です。中にはたくさんの仏像、鳳凰像の本物(現在鳳凰堂の
屋根にあるのは後で作られたものだとか)等がガラス越しとはいえ間近で見られます。
仏像が見たい方はお勧めです。
先程の九品(くほん)の絵も、再現したものが一部飾られています。
さて、そんな感じで平等院も一通り満腹になり、和スイーツを食べに中村藤吉平等院店へ。
生茶ゼリィ(抹茶)と冷たいお抹茶を頂きました。おいちいね~。
でも結構ヘヴィだったのでそれで昼食は無し。

何だか変に疲れて、その後はホテルでぐったりしてました~。
考えてみれば、暑い中毎日出かけてたもんねー。楽しい半面フと気付くと疲れてるのは年だろうかw

~最終日~
兄の家族が駅まで送ってくれ、その時一緒に駅ビルの中の都路里でお茶しました。
白玉のパフェとお抹茶を頂き、ついでに抹茶パフェのストラップ着きボールペンを買ってみたりしました。
どんだけよって話w


何か多分書き忘れとか、写真忘れがある気がするけど、とりあえずこんな感じで。
ここまで読んだあなた、根性あるね!



最後に、お邪魔したお寺やお店をこちらに。
直リンはどうかと思うので、ただ書き連ねて行きます。


大覚寺

京つけもの西利

山田松香木店

九里九馬

護王神社

裏具

高山寺

御食事処錦水亭支店

京都絞り工芸館

湯葉料理 に志田

銀閣寺

京都ちどりや銀閣寺店

銀閣寺喜み家

ガケ書房

お食事処「新」

平等院

中村藤吉平等院店

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