”気ままな…ホルン道楽”

アレキの再メンテで、ラッキー!「ピストンホルン」を見た。

昨年12月、、演奏会も終わったことだし。
前から左手小指の引掛けの場所を狭くしてもらおうと思っていたので、
いつもの楽器屋さんへ持っていき…ついでに凹みも直してもらい…
さらに親指のところの(ロータリーについていた)「コルク(ワインの栓を加工して作ったもの)」を
「黒ゴム」に付け替えてもらったのでした。(もう、古いので…)

そんなわけで…昨年末に
メンテを終えたアレキを持ち帰り、、
       でも忙しくてそのまま…ケースに入れたままで年を越して…

さて、新年…初吹きと思いきや…ショックです!!

左手の握りの部分(ちょうど親指のあたりに)鋭い凹みあったのです。
(以前も、ここの部分には親指が当たるので小さな凹みはありましたが…)
ゴムを付け替える前には…この大きな凹みはなかったのですが…すぐにメールして…

今日の午後に来店。。。
楽器屋さんも…首をかしげます。
チェックしたときはなかったと思うというのです。
そして…
リペアマンは、「当て金(あてがね)」をお薦めするのでした。

まぁ。。40年近くも愛用しているので…
真鍮が薄くなり…ちょっとの衝撃でも…凹むと可能性があるという説明ですね。

たしかに、、今後のことを考えると「当て金」がグーチョイスでしょう。

内側から凹みを直した後、そこに同じ材質の真鍮(厚さ0.3mm)を貼ってもらうことに決めました。
ついでにマウスパイプの凹みの部分にも…
(ここも真鍮でお願いしました。洋白だと分厚くなるので…色味は違っても真鍮がいいとのこと)

そのあと…、
お店の主(あるじ)さんの説明がありました。。

お店に飾ってあったアレキを持ってきて…見せてくれました。
楽器のつくりからして…かなり古いものです。
しかも、あちこちに当て金(あてがね)だらけ…、どうも「当て金」の話をしたかったみたいです。
(当て金は、楽器が古くなると一般的に行われるのだという説明ですね。むしろすべきと。)

「これは、むかし、千葉馨さんが選んでくれたホルンです」と…懐かしみ、ちょっと誇らしげ。。。

ホルンを持たせてもらったら、、
当て金のせいでしょうか…ちょっと重かったですね。
いいですか?といってから…
  ちょっと、マイスパイプに口をあてて吹いてみました。。
    (マウスピースがなくても音を出せると、こんなとき便利です。)

とってもいい音です。
音色も澄んていて、軽くでる…(たしかに良い楽器です。) 

「いいでしょう?」と、主。
「当て金をつけても、問題ないようです。」…納得しました。

そのあと、お客さんがきて、、店主さんはそちらにいってしまいましたが…

何気なく、店内を見渡すと…なんと!!
         「ピストンホルン」が飾ってあります…本物です。。
「もう飾り物…音は出せない」と事務のおばさんが教えてくれました。

「ピストンホルン」の実物をみたのは、、初めてです。
最初はメロホンかと思いました。
でも、当たり前ですが…左手用です。Fシングル。
許可をとってから、iPhoneでパチリ。。すごい収穫です。
主曰く…「日管のですよ。もう、他にはないでしょう。」…ちょっと自慢げですね。。 (^^)

そうこうしていると…
バスの時間がきたので店をでました。

まぁ、当然のことですが…バス停で15分近く…待たされて、、身体は…冷えきりました。(*_*)

でも、先日演奏したブラ2を聴いていたので、
            …心は、暖かいままでした。(^^♪


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